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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 水産物品質学演習
すいさんぶつひんしつがくえんしゅう
Seminar on Quality of Marine Products
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-5272-006
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間
開講場所

担当教員 青木 恭彦(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻)

AOKI,Takahiko

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 水産物の品質についての科学的測定法(pH,K値,VBN,TMA等)の原理やデータの薬物速度論的解析,さらにHACCPの基本概念について講義し,品質管理の実際的管理プログラムや解決シミュレーションについて課題を与え,レポートを作成する.
学修の目的 水産物の品質についての科学的測定法(pH,K値,VBN,TMA等)の原理やデータの薬物速度論的解析,さらにHACCPの基本概念について理解できる。
学修の到達目標 水産物の品質,特に養殖魚介類の薬理学観点からの品質および水産加工の現場での品質管理における様々な問題点と対策について,HACCP関連のマニュアル等を用いて演習形式で教育し,品質管理の実際の運用を理解させることを目的とする.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポートをもとに評価する.
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 指定せず
参考書
オフィスアワー 木曜日 16:30~18:00,712室
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目(注:必ず入学年度の学習要項で確認してください.).

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 水産物の品質, 食品の安全評価,科学的測定法, HACCP, HACCP管理プログラム
Key Word(s) Safety of foods, Quality of marine products, Scientific evaluation method, Chemical analysis, HACCP, Management program for HACCP
学修内容 本演習では以下の内容について講義を行い,講義後に品質管理の実際的管理プログラムや解決シミュレーションについて課題を与え,レポートを作成する.レポートで理解度を確認して理解不足の点を再度解説する.

第1回.水産食品の品質と客観評価について
第2回.評価基準とグローバルスタンダードの関連性
第3回.食品の品質に関する科学的指標
第4回.科学的指標の分析・解析法
第5回.水産物の品質の科学的評価法
第6回.1~5回の振り返り
第7回.HACCPの基本概念
第8回.食品製造へのHACCPの応用
第9回.最近の我が国における品質管理とHACCPの動向
第10回.食品としての養殖魚介類
第11回.水産用医薬品の使用状況と使用基準
第12回.水産用医薬品と食品衛生法
第13回.薬理学観点からの品質
第14回.データの薬物速度論的解析
第15回.1~14回の講義についてのまとめ質疑応答
事前・事後学修の内容 第1回.事前 水産食品の品質について(1時間)
    事後 客観評価の概念について(1時間)
第2回.事前 評価基準について(1時間)
    事後 グローバルスタンダードの概念について(1時間) 
第3回.事前 食品の品質に関する科学的指標(1時間)
    事後 科学的手法の原理(1時間)
第4回.事前 科学的指標の分析・解析法(1時間)
    事後 科学的指標の解析法(1時間)
第5回.事前 水産物の品質の科学的評価法(1時間)
    事後 科学的指標による評価(1時間)
第6回.事前 1~5回の振り返り(1時間)
    事後 理解不足の点の復習(1時間)
第7回.事前 HACCPとは何か(1時間)
    事後 HACCPの基本概念(1時間)
第8回.事前 食品製造へのHACCPの応用(1時間)
    事後 管理プログラムの作成(1時間)
第9回.事前 我が国におけるHACCPの動向(1時間)
    事後 HACCP導入の問題点(1時間)
第10回.事前 食品としての養殖魚介類(1時間)
    事後 養殖環境について(1時間)
第11回.事前 水産用医薬品の使用状況と使用基準(1時間)
    事後 使用基準の概念と運用(1時間)
第12回.事前 我が国の水産用医薬品について(1時間)
    事後 食品衛生法の歴史とポジティブリスト(1時間)
第13回.事前 薬理学観点からの品質(1時間)
    事後 食品衛生学観点からの品質(1時間)
第14回.事前 データの薬物速度論的解析(1時間)
    事後 薬物速度論的解析解析から使用基準の設定(1時間)
第15回.事前 1~14回の講義についてのまとめ(1時間)
    事後 問題点と理解度の確認(1時間)

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