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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 生物物性学演習
せいぶつぶっせいがくえんしゅう
Seminar on Biopolymer Science
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-5272-003
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間
開講場所

担当教員 岡垣 壮、大井淳史(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻)

Tsuyoshi Okagaki, Atsushi Ooi

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 平滑筋は自律神経によって制御されゆっくりと収縮,弛緩をする.このような系に関わるタンパク質の物性を解析することにより生体エネルギーであるATPの循環利用や変換利用の機能について演習をおこなう
学修の目的
学修の到達目標 骨格筋や平滑筋のタンパク質の特性の違いについて,遺伝子レベル,タンパク質レベルでのメカニズムをもとに解説する.また大腸菌の発現系を用いて大量にタンパク質を得る方法について学習する.さらに細胞培養や細胞への遺伝子導入などの細胞工学的手法の基本原理と応用について学習する.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 内容の理解度と質疑応答を含めた輪読時の評価 80%, レポート20%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 近年この分野は急速に進歩しているので新たな論文の内容を追加した.
教科書 特に指定はしない,時々論文のコピーを配付
参考書
オフィスアワー 水曜日,午後1時ー5時,734室
受講要件 なし
予め履修が望ましい科目 なし
発展科目 生物物性学特論
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 遺伝子,タンパク質,大腸菌発現系,トランスフェクション
Key Word(s) gene, protein, bacterial expression system, transfection
学修内容 第1回〜第2回 遺伝子よりタンパク質へ                       
第3回〜第4回  プラスミドベクター
第5回〜第7回 大腸菌での遺伝子発現および発現用ベクター
第8回〜第9回 クロマトグラフィーによる発現タンパク質の精製
第10回〜第11回  ほ乳類細胞発現用ベクターとトランスフェクション
第12回〜第15回 血管細胞の 初代培養系の構築
第16回〜第18回 増殖因子による形質変換の誘導
第19回〜第21回 動脈硬化の進行にともなう血管細胞の機能変化
第22回〜第23回 筋肉タンパク質の物性測定
第24回〜第28回 タンパク質ゲルの粘弾性測定
第29回〜第30回 溶液中のタンパク質の集合と解離の測定
第31回期末試験

これらに関する論文を読んで毎回発表をおこなってもらいます(前期15回、後期15回)。
事前・事後学修の内容 事前に輪読で使用する論文を配布するので、予習しておくこと。またプレゼンテーションに必要なパワーポイントおよびプリントを作成すること。毎回の演習の予習と復習に1時間が必要です。

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