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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士後期課程)資源循環学専攻
受講対象学生 大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次, 2年次, 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 生物資源開発論
せいぶつしげんかいはつろん
Theory of the Development Economics of Bioresources
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-7591-003
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 7, 8時限
開講場所 343号室

担当教員 常 清秀(生物資源学研究科資源循環学専攻)

Qingxiu Chang

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 開発経済学の基礎理論を学習したうえ、東アジア諸国を中心に水産物資源開発のプロセス、特徴等を考察し、水産物資源の開発のあり方について議論する。
学修の目的 発展途上国の開発問題を考える力と意欲を高めること。
学修の到達目標 学部・修士課程で学習した経済学の知識を生かしながら、水産資源開発の方向性・限界など検討し、広い視野を据えながら、経済発展の戦略的考え方を身に付けること。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 出席回数と議論への参加度により、総合的に評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 大学院生に議論しやすいように幅広い教材と話題を提供する。
教科書 指定なし
参考書 ・渡辺利夫著『開発経済学入門 第3版』東洋経済新報社(2010) 
                                  
・内藤正明・加藤三郎編著『岩波講座 地球環境学 10.持続可能な社会システム』岩波書店(1998)   
                       
・吉田文和・宮本憲一編著『岩波講座 環境経済・政策学 第2巻 環境と開発』岩波書店(2002) 
                       
・米倉亮三著『ニューコンストラクションシリーズ 別巻 地球システムの持続可能な生活環境―地域環境と社会基盤―』山海堂(1994)

・平沢豊著「日本の漁業ーその歴史と可能性ー』NHKブックス383(1981)

・小沼勇著『漁業政策百年 その経済史的考察』社団法人農山漁村文化協会出版(1988)
              
・牧野光琢著『日本漁業の制度分析ー漁業管理と生態系保全ー』恒星社厚生閣(2013)

・片野歩・坂口功著『日本の水産資源管理―漁業衰退の真因と復活への道を探る―』慶應義塾大学出版会(2019)
オフィスアワー 適時行う。ただし、あらかじめ連絡しておくこと
受講要件 特に無し
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 開発と環境、環境と経済、富と貧困、開発輸入、排他的経済水域、資本、労働力、土地所有、利潤、所得、外部経済と外部不経済、持続可能な開発、コモンズの悲劇
Key Word(s) Development and Environment, Environment and Economy, Wealth and Poverty,
Development import, EEZ, Capital, Labor force, landholding, Profit, Income, External economies and External diseconomies, Sustainable development, Tragedy of commons
学修内容 1.戦後の日本漁業発展と国際関係   
2.東アジア漁業の成長と特徴 
3.200イリ体制以降の漁業環境と国際関係(日・中・韓を中心に)
4.現代の漁業のグロ-バル化の特徴
5.アジア諸国漁業の開発と日本との関係(関連文献の閲読)
6.資源開発と資源保護との関係
7.海洋資源の開発のあり方について(討論)
事前・事後学修の内容 事前に渡した文献資料やレジメを読み通しておく。また、次回のディスカッションのための事前準備をすること。事前・事後ともに最低5-6時間程度の学習が要する。

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