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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 微生物遺伝学特論
びせいぶついでんがくとくろん
Advanced microbial genetics
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-5171-008
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期集中

開講時間
開講場所

担当教員 ○木村哲哉(生物資源学研究科),國武絵美(生物資源学研究科)

KIMURA, Tetsuya, KUNITAKE, Emi

実務経験のある教員 木村哲哉 公設試験研究機関での研究開発、技術指導、依頼分析業務
國武絵美 研究開発法人における研究業務

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 大腸菌、酵母、糸状菌の古典遺伝学と分子遺伝学による遺伝子機能の解析について、文献を参考にしながら理解する。
学修の目的 微生物遺伝学について、酵母、カビ、細菌についての古典的遺伝学の基礎を理解し、これらの知見を基に発展した分子遺伝学について学び、さらに近年進歩が著しいゲノム解析技術とそこから発展した逆遺伝学的な解析を理解できるようになる。
学修の到達目標 大腸菌、Saccharomyces cerevisiae, Aspergillus nidulansについて、突然変異や接合、交配による古典遺伝学、遺伝子組換え方法、ゲノム解析による遺伝子機能の解析について知識をえる。さらに、専門分野の文献を英語で読んで理解し、討論できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業への取り組み(50%)、プレゼンテーションによる口頭テスト(50%)。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 英語の文献を利用するので、教科書は使用しない。
参考書
オフィスアワー 水曜日12:10-12:40 (761号室)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 酵母、カビ、大腸菌、ゲノム解析、形質転換
Key Word(s) yeast, Aspergillus nidulans, E.coli, genome, transformation
学修内容 第1回:微生物遺伝学の概要
第2回:大腸菌のラクトースオペロン、大腸菌遺伝学
第3回:大腸菌のプラスミド, 形質転換、遺伝子破壊法
第4回:大腸菌の組換え技術とタンパク質生産への応用 さまざまなプラスミドと宿主
第5回:大腸菌の組換え技術とタンパク質生産への応用 封入体の形成、シャペロン
第6回:嫌気性細菌の遺伝子工学
第7回:嫌気性細菌のゲノム編集技術
第8回:嫌気性細菌の代謝工学
第9回:嫌気性細菌のバイオマス分解と分子遺伝学的解析
第10回:酵母のライフサイクルと遺伝学
第11回:糸状菌の遺伝子工学
第12回:糸状菌の遺伝子発現制御と転写因子解析
第13回:糸状菌のカーボンカタボライト抑制と酵素生産
第14回:糸状菌の遺伝子組換え技術と産業への応用
第15回:まとめ
事前・事後学修の内容 微生物遺伝学に関する英語の最新の文献を海外のジャーナルから選んで読む。第1回~第5回で1つの文献を読む(予習復習で20時間)、第6回~9回で1つの文系を読む(予習復習で16時間)、第10回~14回で1つの文献を読む(予習復習で20時間)の学習を要する。第15回のまとめとレポート作成に4時間を要する。

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