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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士後期課程)資源循環学専攻
受講対象学生 大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次, 2年次, 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 菌類進化・分類学
きんるいしんか・ぶんるいがく
systematic and evolutionary mycology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-7491-007
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期集中

開講時間
開講場所

担当教員 中島 千晴(生物資源学研究科資源循環学専攻)

NAKASHIMA Chiharu

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 異なる生物である植物寄生菌とその宿主植物の相互作用は細胞を介して互いに認識することから始まり、この相互作用が生物の進化に大きく影響を与えていると考えられる。そこで, これら異なる生物を材料として, 生物の分子系統進化を反映し, 且つ実用上有用な分類学は成立するか, また生物間相互作用が観察できるか, をテーマに, 研究手法および基礎的な知識について解説し, 議論を行う。
学修の目的 分子系統学、菌類分類学を高度かつ実践的な能力を議論と実際により身につける。
学修の到達目標 形態分類学, および分子系統解析の基礎理論を習得し, コンピュータを用いて系統樹を作成できるようにする。また, 得られた系統樹と現行の形態による植物寄生菌の分類を対比し, その対象生物の分類の妥当性と生物間の相互作用について評価できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 毎時間ごとのレポートの提出と議論への参加を義務とし、この条件を満たさない場合には減点(5-10点)し10点満点で60点以上が合格とする。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 学生とのコミュニケーションを重要視する。
教科書 適宜配付する。
参考書
オフィスアワー 毎週水曜日12:00~13:00,場所561号室
受講要件 とくになし。
予め履修が望ましい科目 とくになし。
発展科目 とくになし。
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 分子系統と分類, 菌類, 生物間相互作用, 系統
Key Word(s) Systematics, Fungi, Plant-Microbe Interactions, Phylogeny
学修内容 以下の内容を受講学生の習熟に合わせ行う
1)菌類の分類学の基礎
2)分子系統解析の基礎
3)最大節約法による系統樹作成
5)近隣結合法による系統樹作成
6)系統樹の評価
7)形態分類との比較
8)分類学利用現場に於ける分類
9)分類学の今後目指すべきもの
10-16)総括: 生物間相互作用と進化, 分類を考える
事前・事後学修の内容 1)菌類の分類学の基礎: 論文セットをの予習2時間、復習2時間
2)分子系統解析の基礎: 論文セットをの予習2時間、復習2時間
3)最大節約法による系統樹作成:データセット作成の予習2時間、復習2時間
5)近隣結合法による系統樹作成:データセット作成の予習2時間、復習2時間
6)系統樹の評価: 論文セットをの予習2時間、復習2時間
7)形態分類との比較: 論文セットをの予習2時間、復習2時間
8)分類学利用現場に於ける分類: 論文セットをの予習2時間、復習2時間
9)分類学の今後目指すべきもの: 論文セットをの予習2時間、復習2時間
10-16)総括: 生物間相互作用と進化, 分類を考える 各回 論文セットをの予習2時間、復習2時間

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