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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 選択必修 |
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授業科目名 | 藻類学特論 | |
そうるいがくとくろん | ||
Advanced Phycology | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Life-5371-003
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期集中 |
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開講時間 |
開講時間は,Moodle,掲示もしくはメールにて受講者に連絡する。 |
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開講場所 | 開講教室は,Moodle,掲示もしくはメールにて受講者に連絡する。 | |
担当教員 | 倉島 彰 | |
KURASHIMA, Akira | ||
SDGsの目標 |
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授業の概要 | 海産大型藻類や海産種子植物に関連する製品,産業,職業,文化,社会問題,生態および沿岸域の環境の現状などについてレポートを作成し,受講生がレポートを相互に評価・論議する。受講生が作成したレポートの内容に沿って,海産大型藻類の生理生態学的知見に基づいた講義を行う。 |
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学修の目的 | 海産大型藻類の分類,形態,生理的特性,生態的特性,養殖手法,藻場造成手法と沿岸生態系における大型藻類の役割に関して十分に理解し,知識を習得する。これにより,生態系と人間社会における大型藻類の重要性を認識することができる。 |
学修の到達目標 | 海産大型藻類の沿岸域における生態的役割と人間社会における役割を,藻類独特の生態や生活史戦略と対応させて理解し説明することができるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | レポートおよび提出物100%。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 |
授業改善の工夫 | 学生が興味を持って課題にとりくめるように講義内容を工夫する。 |
教科書 | |
参考書 | 藻類30億年の自然史 第2版,井上勲著,東海大学出版会 藻類ハンドブック,渡邉信編著,NTS |
オフィスアワー | 火曜日 16:30−18:00 623号室 |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 学部の藻類学に関連した講義の受講を勧める。 |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 大型藻類,分類,分布,生産力,磯焼け |
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Key Word(s) | macro algae, systematics, distribution, productivity, barren ground |
学修内容 | 学修内容 この授業では,藻類に関するレポートを作成すると同時に,人に見せる文章を書く練習,人の文章を評価する練習を行う。 授業は下記の手順で進める予定である。提出期限は厳密に守ること。遅延は認めない。 I. レポートの作成と公開 海藻・海草に関連するレポートを作成し Moodleで提出する。提出されたレポートは,匿名で受講生全員に公開する。 II. レポートの相互評価 公開された全てのレポートを熟読し,質問,感想,批評を行う。各レポートの評価内容は匿名で全員に公開する。 興味をもったレポートを選び,Moodleで投票する。 III. 各自の評価に対する返答 自分のレポートへの質問,批評に対する回答を提出。回答は公開する。 IV. 講義 評価の高かったレポートに関連した内容について,7月下旬もしくは8月上旬に集中で講義を行う。 講義予定内容 IV-1. レポートの内容 IV-2. 読まれることが前提のレポートの書き方 IV-3. 人のレポートの読み方 IV-4. 投稿論文の審査過程の実例 IV-5. 藻類の基礎知識-1 IV-6. 藻類の基礎知識-2 IV-7. 藻類の基礎知識-3 IV-8. 藻類の系統 IV-9. 藻類の形態 IV-10. 藻類の生理 IV-11. 藻類の生態 IV-12. 藻類に関する講義-1(高評価のレポートに関連した内容) IV-13. 藻類に関する講義-2(高評価のレポートに関連した内容) IV-14. 藻類に関する講義-3(高評価のレポートに関連した内容) IV-15. 藻類に関する講義-4(高評価のレポートに関連した内容) V. 講義内容に関するレポートの提出 レポートの提出,相互評価,資料配布,講義の連絡にはMoodleを用いる。 なお,受講人数によっては,レポートの公開方法,相互評価方法を変更する可能性がある。 |
事前・事後学修の内容 | 事前学習 55時間 ・レポートの作成と公開 25時間 内訳:文献検索(3時間),文献読み込み(10 時間),レポート作成(12時間) ・レポートの相互評価 15時間 内訳:他の受講生のレポート読み込み(10時間),他の受講生のレポート評価(5時間) ・各自の評価に対する返答 15 時間 内訳:自分のレポートに対する評価の理解(3時間),回答準備(文献検索と読み込み)(3時間),自分のレポートに対する回答作成(9時間) 事後学習 5時間 ・講義内容に関するレポートの作成 講義内容に応じて課題を出すので参考書などを利用してまとめる。 |