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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 医学部看護学科 ・母子看護学
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
授業科目名 母性看護学Ⅰ
ぼせいかんごがくⅠ
Maternal Nursing Ⅰ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-MATE-1401-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 5, 6時限
開講場所 看護1講

担当教員 大林陽子(医学部看護学科)、新小田春美(医学部看護学科)、近藤桃子(医学部看護学科)、加藤千洋(医学部看護学科)

OBAYASHI Yoko , SHINKODA Harumi , KONDO Momoko, KATO Chihiro

実務経験のある教員 看護師・助産師として臨床(産科病棟など)での実務経験があり、母性看護学Ⅰで教授する母性看護学の基礎的知識・技術を備え、学生の看護実践を指導するための能力をもっている。

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 女性の各ライフサイクルにおける身体・心理社会的特性と健康問題について学習する。また、社会における女性の位置づけ、女性や子どもの健康に影響を及ぼす要因について学習する。
周産期、特に妊娠期の身体・心理社会的特性を理解し、ウェルネスを高めるために必要な看護の視点と方法を学習する。
学修の目的 1.女性の各ライフサイクルにおける身体・心理社会的特性と健康問題に関する知識を得る。
2.社会における女性の位置づけ、女性や子どもの健康に影響を及ぼす要因に関する知識を得る。
3.周産期、特に妊娠期の身体・心理社会的特性を理解し、ウェルネスを高めるために必要な看護の視点と方法についての知識を得る。
学修の到達目標 1.セクシュアリティの多様性を認識し、人間のアイデンティティの構成要素を理解できる。
2.女性のライフサイクル各期の身体・心理社会的特性、および、健康問題とその看護について理解できる。
3.妊娠期の母子の身体・心理社会的特性と看護について理解できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
 地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
 人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
 他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
 国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
 看護職としての責任感を持つ。
 科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
 保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

感じる力30%,考える力40%,生きる力10%,コミュニケーション力20%

成績評価方法と基準 定期試験により評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 毎回、レスポンスカードを配付し、次回授業の際に補足する。また、授業終了後、質問を受け付け、次回の講義で返答する。学生による授業評価をもとに教授方法を検討し、改善する。
教科書 入山茂美・春名めぐみ・大林陽子 編、現代の母性看護 概論、名古屋大学出版会
石村由利子編、根拠と事故防止からみた母性看護技術 第2版、医学書院
参考書 病気がみえる vol.10産科  第4版 MEDIC MEDIA
平澤恵美子他監修 写真でわかる母性看護技術 インターメディカ
オフィスアワー
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目 母性看護学Ⅱ、母性看護学実習、統合実習Ⅰ・Ⅱ(母性)
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード ライフサイクル、セクシュアリティ、妊娠、母性看護
Key Word(s) life cycle , sexuarity , pregnacy, maternal nursing
学修内容 1.日本の母子保健の現状(動向)、セクシュアリティ、母子看護の基礎となる知識(母性と健康)
2.生殖器の解剖生理、思春期・成熟期女性の特徴と健康課題とケア(月経異常、PMS)
3.成熟期女性の特徴と健康課題①(生殖器疾患、性感染症)
4.成熟期女性の特徴と健康課題②(人工妊娠中絶、家族計画)
5.Domestic Violence・Intimate Partner Violenceとサポート
6.更年期・老年期女性の健康課題とケア
7.妊娠の成立と診断、妊娠期の身体的特徴①
8.妊娠期の身体的特徴②
9.胎児の発育と胎児付属物の機能(胎児発育不全を含む)
10.正常妊娠と看護(妊婦健診、保健相談)①
11.正常妊娠と看護(妊婦健診、保健相談)②
12.正常妊娠と看護(マイナートラブルとセルフケア)②
13.妊娠期の心理的特徴と看護
14.ハイリスク妊娠と看護①妊娠高血圧症候群、多胎妊娠
15.ハイリスク妊娠と看護②妊娠糖尿病、不妊症と看護
16.定期試験
事前・事後学修の内容 初回講義の際、ガイダンスにて講義予定表(シラバス)を配付し、学習内容を提示する。既習の学習内容を復習しながら授業を進める。

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