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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 歴史学概論F
れきしがくがいろん えふ
History F
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult1100-043
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 野村 耕一

NOMURA, Koichi

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 「歴史」あるいは歴史学というものへの向き合い方について、英語圏での近年の研究成果を主な題材に、英文講読形式の授業を通じて、共に考える。
学修の目的 歴史学的思考力を身につける。
学修の到達目標 歴史というものを論理的に把握する感覚を体得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 予習・復習の状況10割
評価基準①テキストを入念かつ正確に読み込んでいること②不明の点について十分に調べていること③関連文献を参照していること④明瞭なプレゼンテーション
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 受講者の知的関心をできるだけ汲み上げて授業に反映したい。
教科書 英語文献を講読形式で読み進める予定である。
テキストの候補は次の通り。下記のもの以外を使用することもある。

Margaret MacMillan, The uses and abuses of history, 2010
http://historicalthinking.ca/historical-thinking-concepts
参考書 http://miuse.mie-u.ac.jp/handle/10076/14024
Hayden V. White, Metahistory, 1975
オフィスアワー
受講要件 予習・復習を毎回必ず十分に行うこと。
専門的文献を読解する英語力。
予め履修が望ましい科目 教養教育及び人文学部の歴史学、社会学、政治学、法学などの諸科目。
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 歴史リテラシー、メタヒストリー、アイデンティティー、ナショナリズム、イデオロギー
Key Word(s) historical literacy, metahistory, identity, nationalism, ideology
学修内容 第1回 ガイダンス

第2回以降 「歴史」あるいは歴史学の様相や、それに対する向き合い方について、以下の論点等を踏まえつつ、英語文献を主たる題材に、共に考える。
基本的に英書講読形式の授業となる。毎回の十分な予習と復習は必須である。

①歴史リテラシー
②メタヒストリー
③アイデンティティー
④ナショナリズム
⑤イデオロギー


指定した文献については必ず入手すること。
事前・事後学修の内容 高校生時代に使っていた英和辞典では、テキストを読解する際の十分な助けにはなりません。予習復習の際は大辞典レベルの英和辞典または英英辞典を使用すること。

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