シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2020 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 教養教育・教養基盤科目・異文化理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
|
授業科目名 | 異文化理解Ⅱ総合(フランス語) | |
いぶんかりかいⅡそうごう(ふらんすご) | ||
Foreign Studies II Comprehensive (French) | ||
単位数 | 1 単位 | |
ナンバリングコード | libr-fndt-FORA2321-002
|
|
開放科目 | 非開放科目 | |
分野 | ||
開講学期 |
後期 |
|
開講時間 |
火曜日 9, 10時限 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 井出 勉(非常勤講師) | |
IDE, Tsutomu | ||
SDGsの目標 |
|
授業の概要 | 異文化理解の一環として、現代のフランスについて、わかりやすく書かれた時事フランス語の文章を講読する。学生の理解度に応じて、テキスト以外の新聞・雑誌記事等を抜粋し講読するが、DVDなども随時用い、フランス文化に親しんでもらう。 |
---|---|
学修の目的 | フランス文化との関わりを端緒として、アメリカ文化とは違うヨーロッパ文化という異文化への関心を養い深めてもらう。中級程度のフランス語で書かれた文章の理解を通して、正確な音読を習得し、異文化コミュニケーションに役立ててもらう。 |
学修の到達目標 | フランス文化を概観することで、現代フランスの現状や歴史的背景及びその問題点について理解する。 フランス語に関しては、フランス語検定試験3級・準2級程度の文法力、語彙力、および読解力を習得する。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | 期末試験60%(16回目に試験を行う)、平常点40%(授業中の読み、訳、質疑応答、授業への積極的参加など)で総合的に評価する。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 一方的な講義にならないように努めたい。また、学生個々の能力を高め、活発な質疑応答ができる雰囲気を作るよう努力したい。 |
教科書 | 石井洋二郎、ミシェル・サガズ『時事フランス語 2020年度版』朝日出版社 |
参考書 | 授業中に随時紹介 |
オフィスアワー | 授業前、授業後に対応。 至急の場合の連絡窓口は人文学部・山本覚(kakusan@human.mie-u.ac.jp)。 |
受講要件 | 異文化理解Ⅰ基礎(フランス語)a・b(またはフランス語Ⅰ文法前・後)と異文化理解Ⅰ演習(フランス語)a・b(またはフランス語Ⅰ講読前・後)を受講してあること。ないしは実用フランス語技能検定試験(仏検)4級以上に相当する能力を有すること(4級以上の取得者ならば1年生でも受講を認める)。 |
予め履修が望ましい科目 | 前期の異文化理解Ⅱ総合(フランス語)および異文化理解Ⅱ演習(フランス語) (ないしは前期のフランス語Ⅱ講読および会話) |
発展科目 | |
その他 | 前期と後期を通して受講することを勧める。また、異文化理解Ⅱ演習(フランス語)と並行して受講することを勧める。 |
MoodleのコースURL |
---|
キーワード | フランス、フランス文化、フランス語、異文化理解 |
---|---|
Key Word(s) | France, French culture, French, Foreign Studies |
学修内容 | 第1回~3回 「クロード・モネ 」:日本では、「印象派」の絵画展は大いに人気がある。長い間閉館していて新装となった、パリのオランジュリー美術館にもモネの絵画を一目見ようと足を運ぶ日本人は多い。なぜ「印象派」絵画は日本で人気があるのか、その中でもモネの絵が日本人の心を引きつける魅力について考える。 第4回~6回 「2人の偉大なシェフ」:2018年に相次いで亡くなった、ポール・ボキューズとジョエル・ロブション。日本でも高名な2人のシェフは、日本のフランス料理の発展にも貢献している。ボキューズやロブションを知ることで、今や日本でもすっかり有名になった「ミシュラン・ガイド」のレストランの格付けやフランス料理の歴史についても考える。 第7回~9回 「最も美しい村」:フランスの地方には、文字通り絵に描いたような美しい村があちこちに点在している。しかし、交通の便が非常に悪く、多くの観光客を引きつけることができない。近年ではかなり行きやすくはなってきて、観光客の数は飛躍的に増加している。首都のパリだけでなく、地方の村を訪れることで、都市と地方の文化的相違点や、都会にはない人との触れあいを感じ取る事ができる。都会にはない「地方の良さ」について考える。 第10回~第12回:「フランスの新聞記事を読む」:最新のフランスの時事問題をフランスの新聞記事を通して理解する。 第13回~15回 「カトリーヌ・ドヌーヴ」:現代の若者でも、フランスを代表する世界的女優であるカトリーヌ・ドヌーブの名を聞いたことのない人はいないでしょう。高齢になった現在でも多方面で活躍し続ける彼女が病気療養中という一報は、同じく往年の大スター、アラン・ドロンの病気とともに映画ファンならずとも心痛める出来事である。ドヌーヴの軌跡をたどりながら、ハリウッド映画とは一線を画す、「フランス映画」の良さを改めて考える。 第16回期末試験 |
事前・事後学修の内容 | テキスト付属のCDを繰り返し聞き、音読してください。また、十分な予習をして授業に臨んでください。 |