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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教育学部・教職に関する科目
科目名 中学校・高校の教科教育法
ちゅうがっこう・こうこうのきょうかきょういくほう
Teaching Methodology of Junior/Senior
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 2年次
71 期生
保健体育コース71期生が対象の授業
卒業要件の種別 選択必修
・AⅡ類(保健体育コース),AⅢ類(中学校(保健体育)基礎免)の学生は必修
授業科目名 保健体育科教育法Ⅱ
ほけんたいいくかきょういくほうに
Methodology of Health and Physical EducationⅡ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-comn-PHSC1121-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 1, 2時限
開講場所

担当教員 岡野 昇

OKANO,Noboru

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 保健体育科授業の授業観察・授業記録・場面分析・エピソード記述・授業省察の方法を理解すると同時に,器械運動・陸上競技・球技・武道の模擬授業のデザイン・実践・省察を通して保健体育科授業の学習指導の方法について学ぶ。
学修の目的 基礎的な「保健体育科の学習指導理論の理解Ⅰ」と具体的な授業場面を想定した「授業設計の方法Ⅰ」ができるようになる。
学修の到達目標 ①子供の認識や思考,学力などの実態を視野に入れた授業設計の重要性を理解している。
②保健体育科の特性に応じた情報機器及び教材の効果的な活用法を理解し,授業設計に活用することができる。
③保健体育科の学習指導案の構成を理解し,具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成することができる。
④保健体育科の模擬授業の実施とその振り返りを通して,授業改善の視点を身に付けている。
⑤保健体育科における実践研究の動向を知り,授業設計の向上に取り組むことができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
○教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業観察と模擬授業の実践,授業過程における討議,毎時の学習課題(事後レポート,学習指導案,授業リフレクションなど),学びに向かう姿勢を成績の資料とする。評価の観点は,5つの到達目標で示した観点における「授業の意味解釈(何をどう見るかという観察の視点)の深さ」と「問題把握の深さ」と「課題解決の明確さ」とする。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業後に提出される受講生の各種レポート等に記載されているコメントを吟味しながら,授業改善に資する。
教科書 ・文部科学省(2018)『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説保健体育編』
・文部科学省(2019)『高等学校学習指導要領(平成30年度告示)解説保健体育編・体育編』
・岡野昇・佐藤学(2015)『体育における「学びの共同体」の実践と探究』大修館書店
参考書 随時,資料を配布する。
オフィスアワー 前・後期 水曜日12:00〜13:00,保体(保健体育科教育学Ⅱ)研究室
受講要件 ・保健体育科教育法Ⅰの単位を取得した者。
・中・高1種(保健体育)免許状取得希望する者は必ず受講すること。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 体育科教育,授業研究
Key Word(s) Pedagogy Physical Education,Lesson Study
学修内容 第1回 ガイダンス:授業概要,授業の進め方など
第2回 保健体育科授業観察①:授業観察の方法
第3回 保健体育科授業観察②:授業記録の方法
第4回 保健体育科授業観察③:場面分析の方法
第5回 保健体育科授業観察④:エピソード記述の方法
第6回 保健体育科授業観察⑤:授業省察の方法(情報機器の活用含む)
第7回 保健体育科学習指導①:「器械運動」の授業デザインと模擬授業
第8回 保健体育科学習指導①:「器械運動」の模擬授業省察(情報機器の活用含む)
第9回 保健体育科学習指導②:「陸上競技」の授業デザインと模擬授業
第10回 保健体育科学習指導②:「陸上競技」の模擬授業省察(情報機器の活用含む)
第11回 保健体育科学習指導③:「球技」の授業デザインと模擬授業
第12回 保健体育科学習指導③:「球技」の模擬授業省察(情報機器の活用含む)
第13回 保健体育科学習指導④:「武道」の授業デザインと模擬授業
第14回 保健体育科学習指導④:「武道」の模擬授業省察(情報機器の活用含む)
第15回 まとめ:保健体育科の授業観察と学習指導
事前・事後学修の内容 授業観察と模擬授業の実践,授業過程における討議,毎時の学習課題(事後レポート,学習指導案,授業リフレクションなど),学びに向かう姿勢を成績の資料とする。評価の観点は,5つの到達目標で示した観点における「授業の意味解釈(何をどう見るかという観察の視点)の深さ」と「問題把握の深さ」と「課題解決の明確さ」とする。

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