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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 家族法
かぞくほう
Family Law
単位数 4 単位
ナンバリングコード
humn-laec2220-006
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 1, 2時限; 水曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 稲垣 朋子

INAGAKI, Tomoko

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 民法典の中の親族・相続法(第4編、第5編)を扱い、法律が身近な家族というものに、いかに結びついているのかを知る。また、少子・高齢化、晩婚・未婚化、生殖補助医療技術の発展など、民法制定時には想定されていなかった問題が家族法にどのように反映されているかを学ぶ。あわせて、時事トピックスには新聞記事・資料等で適宜ふれる。
学修の目的 家族法の学説・判例の基礎に対する理解を深めることが第一の目標である。そのうえで、家族に関わる問題について法的思考力をもって自ら解決法を考える力を身につける。
学修の到達目標 親族法、相続法のそれぞれについて、基本事項を説明することができる。事案を見て、何が法的に問題となっているかを指摘し、それに関する自らの意見を述べることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
○現代社会の課題に挑戦する積極性を備える。
 自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 中間試験50%、期末試験50%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 受講者の要望を聞いて対処する。
教科書 床谷文雄=神谷遊=稲垣朋子=且井佑佳=幡野弘樹『新プリメール民法5 家族法〔第2版〕』(法律文化社、2020年)
参考書 以下を挙げるが、第1回目の授業で、他文献も含めて詳しく説明する。
水野紀子=大村敦志編『民法判例百選Ⅲ 親族・相続[第2版]』(有斐閣、2018年)
松本恒雄=潮見佳男編『判例プラクティス民法Ⅲ 親族・相続』(信山社、2010年)
オフィスアワー 木曜日7・8限 人文棟4階研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目 民法関連科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 夫婦、親子、相続
Key Word(s)
学修内容 第1回 ガイダンス
第2回 家族法の基本原理
第3~5回 婚約、婚姻、内縁
第6~7回 離婚
第8~9回 実親子関係
第10~11回 養親子関係
第12~13回 親権、未成年後見
第14~15回 成年後見
第16回 扶養
第17回 相続法の基本体系
第18~19回 相続人と相続分
第20~22回 相続の効力
第23~24回 遺産分割
第25回 相続の承認・放棄
第26~27回 遺言
第28回 遺贈
第29~30回 遺留分
事前・事後学修の内容 復習:配布レジュメや授業時のノート等を読み返し、知識の定着を図ることが望まれる。

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