三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 アメリカ思想演習B
あめりかしそうえんしゅうびー
Seminar in American Philosophy B
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult3100-283
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 薄井 尚樹(人文学部)

USUI, Naoki

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 文章を適切に要約するスキル,相手の議論を批判的に検討するスキル,自身の考えを論理的に説明するスキル...これらはどれも,みなさんが社会に出たときにとても大事になるものです.本演習では,哲学という「ツール」を用いながら,これらのスキルの向上を目指します.あわせて論文を執筆するにあたっての約束事についても学びます.
学修の目的 1. 卒業研究をおこなうのに十分なアカデミックスキルを身につける.
学修の到達目標 1. 研究に必要な資料を検索・収集するスキルを身につける.
2. 学術的なテキストを批判的に読解する能力を身につける.
3. 質疑応答をこなすことで、批判に適切に応答する能力を養う.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業への貢献度50%,期末レポート50%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

反転授業
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 参加者がどのような論点を知りたいかに応じて,それに適した内容のテキストを選ぶことで,柔軟な授業運営をはかる.
教科書 アン・トムソン (2008).『論理のスキルアップ:実践クリティカル・リーズニング入門』春秋社.
参考書 授業中に適宜,指示します.
オフィスアワー 毎週水曜日 12:00〜13:00
薄井研究室(人文学部)
受講要件 演習は受講する皆さんで作るものですから,授業への主体的な参加が求められます.考えたこと,疑問に思ったことは,積極的に発言していくようにしましょう.
予め履修が望ましい科目 予備知識は必要ありません.
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード アカデミック・リーディング,クリティカル・シンキング
Key Word(s) Academic reading, Critical thinking
学修内容 第1回:推論を見分け,結論を見さだめる
第2回:理由を見さだめる
第3回:仮定を見さだめる
第4回:論証の諸部分
第5回:理由と仮定が真であるかどうかを評価する
第6回:結論への支持を評価する
第7回:さらなる証拠を評価する
第8回:説明に疑問を持つ
第9回:評価のスキルの要約
第10回:結論を引き出す
第11回:論証の含意を理解する
第12回:明晰さと厳密さをもって言語を使用する
第13回:論証を要約する
第14回:自分なりの論証を作成する
第15回:おたがいの論証を評価する
※ただし受講者の関心や理解度に応じて内容を部分的に変更することがあります.
事前・事後学修の内容 演習ですので,参加者には積極的な参加が求められます.

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