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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教育学部・教職に関する科目
科目名 教職実践演習
きょうしょくじっせんえんしゅう
Seminar on educational practice
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 4年次
69 期生
幼児教育コースの学生
卒業要件の種別 必修
本授業の単位は、教員免許状取得に必須である。
授業科目名 教職実践演習(幼児・幼小)
きょうしょくじっせんえんしゅう
Seminar on educational practice Practical training for teacher education
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-comn-PRAC4412-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

原則として4年次後期に実施するが、教育実践等を夏期~秋期にかけて実施する場合もある。

開講時間 水曜日 1, 2時限
全体の講義が1回目から4回目と、15回目の計5回、幼児教育コースの教員による講義は5回目から14回目までの計10回で、担当教員の須永が5回目から9回目の計5回を、富田が10回目から14回目の計5回をそれぞれ担当する。水曜日:1,2時限
開講場所 1回目~4回目、15回目は教育学部1号棟、5回~14回は保育実習室Ⅰ

担当教員 須永進 、富田昌平

SUSUMU Sunaga、SHOHEI Tomita

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 授業は、2つのパートからなる。授業の規模は20人程度とし、原則として演習形式とする。第1パート(第1回~第4 回と、第15回)では、三重県を中心とした地域の教育問題や幼・小の発達段階に関する知識・理解を確認する。
第2パート(第5〜14回)では、地域特有の課題やそれに対する取り組みについて具体的な事例を基にディスカッションを行ったり、保育•療育•教科教育の内容や子どもの発達理解にもとづいた実践を行う。幼児期から小学校低学年へのなめらかな接続や小学校高学年から中学校への連携も視野に入れる。
学修の目的 一人ひとりの履修状況や到達度の把握及び授業課題の遂行を通して、実地研究等で身につけた実践力が、保育•療育•教科教育に必要な理論と統合され、確かな実践的指導力が形成されているかを確認する。
学修の到達目標 ① 学校の社会的役割と教師の資質を理解し、問題解決することができる。
② 幼児・児童の発達・学習をめぐる現代の教育問題に対して適切な理解を示すことができる。
③ 学級・学校経営に必要な関係者との連携・協力の重要性を理解し、関係者との連携を活かした問題解決を示すことができる。
④ 具体的な課題に対するグループ討論、模擬的な実践・分析検討を通して、三重県を中心とした地域における現代的な教育問題や幼小の発達段階を踏まえた授業内容・方法を具体的に提示し考察することができる。 
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 第1回〜第5回まで30%、第6回〜15回まで70%(合計60%以上で合格)
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫
教科書
参考書
オフィスアワー
受講要件 1年次より、「はじめのいっぽの会」「学部長と教育実習を語る会」等に参加し、「学びのあしあと(学修履歴)」をすべて記入していること。
予め履修が望ましい科目 教員免許状取得に関わる科目群
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 実践的教授法
Key Word(s) Practical teaching Method
学修内容 第1回 学校教育講座教員
オリエンテーション:4年前期までの教育実地研究やボランティア体験等で学んだ事柄等に基づいてグループや個人で省察する。学びの履歴を基にした学生自身のカリキュラム体験の省察と目標設定を行う。幼小の連結に関する基礎的理解をする。

第2~4回は,P1~P3の3グループに分かれて演習を行う。グループ分けは別途案内する。各回の授業内容と担当教員は以下のとおり。

回  2 3 4
P1 a b c
P2 c a b
P3 b c a

a)伊藤敏子
教育現場の多様性・学校の社会的役割と教師の資質について仮想的な問題を提示し,グループで解決策を探求する。
b)中西良文
コミュニケーション能力開発に焦点化される近年の教育現場における課題について,実際にコミュニケーションを取りながらグループで解決策を探求する。
c)瀬戸美奈子
幼児・児童の発達・学習をめぐる現代の教育問題(学力・学校の荒れ・特別支援,他国籍児童の対応など)について仮想的な問題を提示し,グループで解決策を探求する。

第5回 保育実践から学ぶ-その意義と方法- (須永)
第6回 既習の保育実践 -事後検討と省察 Ⅰ (須永)
第7回 既習の保育実践 -事後検討と省察 Ⅱ (須永)
第8回 既習の保育実践 -事後検討と省察 Ⅲ (須永)
第9回 既習実践の総合的理解とこれからの課題確認 (須永)

第10回 0・1・2歳児の発達理解(富田)
第11回  0・1・2歳児の保育で大切にしたいこと(富田)
第12回  3・4・5歳児の発達理解(富田)
第13回  3・4・5歳児の保育で大切にしたいこと(富田)
第14回  絵本の読み聞かせの模擬保育(富田)
事前・事後学修の内容

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