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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教育学部・教職に関する科目
科目名 教職実践演習社会(中・高)
きょうしょくじっせんえんしゅうしゃかいちゅうこう
Educational practice seminar(Social studies・secondary school)
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 4年次
~69 期生
社会科教育コースの中学校主免で4年生の学生が対象
卒業要件の種別 必修
授業科目名 教職実践演習(社会科・中高)
きょうしょくじっせんえんしゅう(しゃかいか・ちゅうこう)
Educational practice seminar(Social studies・secondary school)
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-comn-PRAC4422-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

後期の第5回以降の授業を山根が担当する。

開講時間 水曜日 1, 2時限
附属中学校の公開研究会に参加して、社会科の授業見学をするので、その日は他の曜日・時間になる可能性が大きい。 学生との相談により、他の時間に授業をすることがある。
開講場所

担当教員 山根 栄次(三重大学名誉教授)

YAMANE, Eiji.

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 授業は、2つのパートから成る。授業の規模は20人程度とし、原則として演習形式とする。
第1パート(第1回~第4回)では、三重県を中心とした地域の教育問題や中学生の発達段階に関する問題(いじめなど)について話し合う。
第2パート(第5回~14回)は、中学校社会科の授業記録の分析、授業参観、参観した授業の分析、参観した授業に関する新たな授業の立案と模擬授業を行う。
第15回は振り返り
学修の目的 一人一人の履修状況や到達度の把握及び授業課題の遂行を通して、実地研究等で身に付けた実践力が、
中学校の社会科教育に必要な理論と統合され、確かな実践的指導力が形成されているかを確認する。
学修の到達目標 ①学校の社会的役割と教師の資質を理解し、問題解決することができる。
②生徒の発達・学習をめぐる現代の教育問題に対して適切な理解を示すことができる。
③学級・学校経営に必要な関係者との連携・協力の重要性を理解し、関係者との連携を活かした問題解決を示すことができる。
④具体的な課題に対するグループ討論、模擬的な実践・分析検討を通して、三重県を中心とした地域における現代的な教育問題や中学生の発達段階を踏まえた授業内容・方法を具体的に提示し考察することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
○教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 第1回~4回と15回で30%、第5回~14回まで70%(合計60%以上で合格)
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 山根・市川、他編『個の育成をめざす授業』三晃書房、2010年
参考書 『個の育成をめざす21世紀の生活科・社会科・総合の授業づくり』黎明書房、2002年
オフィスアワー 水曜日、昼休みの時間、教育学部非常勤講師控室
受講要件 受講対象学生の要件と同じ。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 中学校、社会科、生徒理解、個を生かした授業
Key Word(s) junior high school, social studies, student understanding, lessons based on individuals
学修内容 第1回 学校教育講座教員
オリエンテーション:現代の中学校における問題の所在を,学生自らの教育実地経験とすりあわせの上,確定する。学校,学級,教師,生徒,文化,地域,連携等に類別し探究の起点とする。その上でグループでの解決策を探求する。

第2~4回は,J1~J3の3グループに分かれて演習を行う。グループ分けは別途案内する。各回の授業内容と担当教員は以下のとおり。

回  2 3 4 
J1 A B C 
J2 C A B 
J3 B C A 
 

A)松浦均
学びの環境をめぐる現代の教育問題(生徒指導)について仮想的な問題を提起し,グループで解決策を議論する。
B)大日方真史
近年の教育現場における関係性(生徒間、教師・生徒間)に関わる課題について仮想的な問題を提示し,グループで解決策を探求する。
C)南学
学びの履歴を基にした省察と目標設定。
教育現場において教師の判断が求められる様々な場面について仮想的な問題を提示し,グループで解決策を議論する。
第5回 山根栄次
教科の指導力 中等社会科を指導するに必要な能力
第6回 山根栄次
教科の指導力 個を生かした社会科授業の検討
第7回 山根栄次
教育現場(附属中学校)における教科指導の検討Ⅰ(授業参観)
第8回 山根栄次
教育現場(附属中学校)における教科指導の検討Ⅱ(授業参観)
第9回 山根栄次
参観授業の省察Ⅰ(授業記録作成)
第10回 山根栄次
参観授業の省察Ⅱ(授業分析作業)
第11回 山根栄次
参観授業の省察Ⅲ(授業分析結果の発表と考察)
第12回 山根栄次
参観授業の改善の模索
第13回 山根栄次
参観授業の改善案の発表
第14回 山根栄次
改善案の模擬授業の実施

第15回 まとめ
事前・事後学修の内容

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