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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 医学部看護学科 ・基礎看護学
受講対象学生 学部(学士課程) : 4年次
選択・必修 必修
授業科目名 医療倫理Ⅱ
いりょうりんり に
Health care ethics Ⅱ
単位数 1 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-ETHI-2101-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期集中

開講時間
初回開講時に、受講生全員と相談をして、その後の講義日程を調整します。そのような開講日時の決定方法をとっている理由は、医療倫理Ⅱが最終学年後期の必須科目であり、他の科目の再履修等を必要とする学生の都合に配慮するためです。
開講場所 看護学科第1~3講義室。開講日時が決定してから開講場所を連絡します(掲示)。

担当教員 今井奈妙

NAMI Imai

実務経験のある教員 今井奈妙:看護師としての実務経験において、様々な医療倫理および看護倫理の問題に取り組んできた。

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 医療倫理Ⅰ・関係法規の知識をもとにして、看護の場面における様々な倫理的問題について検討する。
学修の目的 ・看護実践の場における倫理的視点を身につけることができる。
学修の到達目標 ・医療倫理Ⅰで学んだ倫理的概念について説明ができる。
・倫理的意思決定モデルに基づいた倫理的判断ができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
○地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
○人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
○他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
○国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
○看護職としての責任感を持つ。
○科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
○保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポート50%,授業への貢献度50%
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫
教科書 看護倫理学 看護実践における倫理的基盤,松木光子(編),ヌーベルヒロカワ
(1年次に購入したテキストを使用する。)
参考書 ・講義中に提示する。
・1年次の医療倫理Ⅰで学生が作成した倫理ノート
オフィスアワー 随時,看護学科棟615号室
※なるべくメールで予約をとってから来るようにしてください。
受講要件 医療倫理Ⅰを履修済みであること
予め履修が望ましい科目 関係法規,医療倫理Ⅰ
発展科目
その他 講義中に、1年次に作成した倫理ノートを使用します。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 倫理原則,職業モラル,ナラティヴ
Key Word(s) ethical principle, professional morals, narrative
学修内容 1.ガイダンス(講義スケジュールと開講場所の確認,課題学習内容の確認)
  医療倫理Ⅰを振り返る(倫理ノートを使用した基本概念の復習)
2.倫理原則・手順論・ナラティヴ(倫理ノートを使用)
3.薬害被害:看護職の立場から薬害被害について考える
4.臨床における倫理的ジレンマの検討(1)
5.臨床における倫理的ジレンマの検討(2)(レポート提出あり)
6.臨床における倫理的ジレンマの検討(3)
7.臨床における倫理的ジレンマの検討(4)(レポート提出あり)
8.医療倫理(看護倫理に関する4年間のまとめ)
事前・事後学修の内容 事前学習:
①1年次に作成した倫理ノートを読んでおくこと
②臨地実習で遭遇した看護倫理問題を思い出しておくこと

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