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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 中国の文学F | |
ちゅうごくのぶんがくF | ||
Chinese Literature F | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | humn-cult2120-035
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
火曜日 5, 6時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 劉 靈均(人文学部) | |
LIU, Ariel Ling-chun | ||
SDGsの目標 |
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授業の概要 | 台湾「同志文学」を読む:性的マイノリティ(LGBT)の当事者と共存する社会へ 台湾の「同志文学」は、L(レズビアン)G(ゲイ)B(バイセクシュアル)T(トランスジェンダー)など性的マイノリティの当事者をテーマとする文学の通称である。これらの文学作品は、台湾文学の世界を豊かにするだけではなく、台湾の性的マイノリティの解放運動に大きく影響し、さらに台湾をダイバシティーに富む社会へ導いて行く。この授業は「同志文学」の作品(日本語訳)を読むことで、台湾の戦後の歴史、文化、文学、社会状況、および性的マイノリティに関する知識を説明する。 |
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学修の目的 | 台湾「同志文学」のテキストを精読ことにより、台湾の戦後の歴史、文化、文学、社会状況、および性的マイノリティに関する知識を得る。また、日本ないし世界中の性的マイノリティの問題に自主的に思考することができるようになる。 |
学修の到達目標 | 台湾の戦後の歴史、文化、文学、社会状況、および性的マイノリティに関する知識を活用して、台湾を含める中国語圏の文学作品を批判的に読むことができるようになる。また、日本の性的マイノリティの当事者にも関心を持ち、その問題の解決策を考えることができ、ダイバーシティに富む社会の作り方について思考することができるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 短いコメントペーパー(毎週)40%。期末レポート30%。出席、討論する意欲30%。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 多読を要する。 |
教科書 | 黄英哲、白水紀子、垂水千恵編『台湾セクシュアル・マイノリティ文学[3] 新郎新“夫”』(作品社、2009) |
参考書 | 授業時に指示する。 |
オフィスアワー | 水曜日、木曜日の5、6時限、教養教育4号館409研究室。事前にアポイントメントを取ることをお勧め。 |
受講要件 | 毎週作品(日本語の原文か中国語原文の日本語訳)を読むこと |
予め履修が望ましい科目 | 文学関連の授業 |
発展科目 | 中国文学演習C,D |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 台湾文学、性的マイノリティ(LGBT)、中国語圏文学、同志文学、台湾歴史、フェミニズム、ジェンダー |
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Key Word(s) | |
学修内容 | 1、授業の紹介 2、LGBT(「同志」)とは 3、台湾の歴史 4、台湾のLGBT運動 5、白先勇「孤戀花」 6. 鯨向海「A夢」『Aな夢』より 7、吳繼文「バラは復活の過去形」『天河撩亂』より 8、阮慶岳「河內美麗男」 9、曹麗娟「童女之舞」 10、洪凌「受難」 11、陳雪「尋找天使遺失的翅膀」 12、紀大偉「儀式」 13、邱妙津「第三手記」『鱷魚手記』より 14、李琴峰「独舞」 15、復習 |
事前・事後学修の内容 | 各回に予習すべき資料を指示する。 |