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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 日本文化論B
にほんぶんかろんB
Japanese Culture B
授業テーマ 日本の海女文化
単位数 2 単位
ナンバリングコード
libr-comp-JHIS1122-003
開放科目 非開放科目    
分野 人文, 自然 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開講学期

前期

開講時間 月曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 塚本明(人文学部)

TSUKAMOTO,Akira

tsukamot@human.mie-u.ac.jp(塚本)

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 素潜りで漁を営む女性、海女の文化的価値が、近年注目されてきている。原始以来の長い歴史を持つだけでなく、資源管理による持続可能な生業形態を取り、男女協働、無理をしない働き方である点など、現代の私たちが海女文化に学ぶべき点は数多い。
世界中で女性の潜水漁は、歴史的には日本と韓国済州島にしか存在しない。日本では、鳥羽・志摩が古くから現代までその中心地である。女性が潜る理由、近代の朝鮮出漁など広域的な出稼ぎや観光海女の歴史などにも触れつつ、 その豊かな歴史文化と現代的意義を論じたい。
学修の目的 日本の海女文化の歴史と現状を、様々な角度から考える。
学修の到達目標 日本の海女文化の歴史と現状を認識し、様々な角度から考えられるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 出席時のコメントカード40%(4回以上欠席すると、自動的に試験を受ける資格を失う)、試験60%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 塚本明『鳥羽・志摩の海女 素潜り漁の歴史と現在』(吉川弘文館、2019年)
参考書 『目で見る鳥羽・志摩の海女』(海の博物館・海女振興協議会、2019年)
オフィスアワー 木曜日14:40~16:10、他 塚本明 予約要(メールにて連絡下さい)
受講要件
予め履修が望ましい科目 特になし。
発展科目 日本の歴史、日本歴史演習
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 日本の海女文化を探る
Key Word(s) Culture of the Japanese AMA
学修内容 1、オリエンテーション
2、原始社会の海女
3、文字に登場する海女
4、近世の海女漁の実態
5、近世の海女漁の技術と漁獲物流通
6、海女の出稼ぎⅠ(近世)
7、海女の出稼ぎⅡ(近代)
8、海女の出稼ぎⅢ(朝鮮出漁の影響)
9、観光海女の起源
10、歴史上の観光海女
11、近代の海女調査
12、近代の新聞報道に見る海女
13、海女文化振興と日韓交流
14、海女漁を巡る現代
15、海女研究の射程
16、試験
※受講生の関心の所在により変更することがあります。
事前・事後学修の内容 各回ごとの講義内容の整理・理解。
教科書や随時紹介する参考文献を読む。
鳥羽市にある「海の博物館」や関係諸機関の現地見学など。

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