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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 工学部分子素材工学科/総合工学科応用化学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
授業科目名 生物化学 I
せいぶつかがくいち
Biochemistry I
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-ORBI-2
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 宮本 啓一(工学部分子素材工学科)

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 生物化学は細胞や生体内の分子が示す化学反応を研究する科学であり、生命現象を化学的に理解することを目的とする。授業ではその中でも生体を構成する分子に関する理解を取り上げ、アミノ酸、糖質、脂質、たんぱく質、核酸、多糖などの構造、およびその機能である酵素作用や代謝反応について学ぶ。
学修の目的
学修の到達目標 生物化学に関する基礎的知識の習得
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
なし
 社会人としてふさわしい幅広い教養をもつ。化学の研究者・技術者として、基本的な専門知識を修得している。【知識・理解】
 自然現象を化学の観点から論理的に説明できる。科学技術や社会活動に関する問題を化学の観点から思考できる。【思考・判断】
 化学に関する技術や知識について、自主的かつ継続的に学習できる。【興味・関心】
 科学技術による社会への貢献や自然に与える影響について考えようとする姿勢を備えている。【態度】
 化学の問題に関する研究や開発を計画的に進め、まとめることができる。【技能・表現】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 出席10%、小テスト:45%、期末試験:45%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 学生の授業評価アンケートに基づき改善する
教科書 ヴォート生化学(東京化学同人)
参考書
オフィスアワー 火曜日 12:00~13:00
第一合同棟5階 堀内教官室および宮本教官室
受講要件
予め履修が望ましい科目 有機化学、物理化学
発展科目 生物化学B、生体材料化学、生物工学
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード アミノ酸、糖質、脂質、たんぱく質、核酸、多糖、酵素、代謝、遺伝子
Key Word(s) biochemistry; aminoic acid; carbohydrates; nucreotides; enzymes; lipids
学修内容 第1回 生物化学の基礎
 生物の基本単位である細胞、生体を構成する主要な生体高分子について学ぶ
第2回 ヌクレオチドと核酸
 ヌクレオチドの化学構造と結合様式について学ぶ
第3回 アミノ酸
 タンパク質の構成単位アミノ酸の化学構造と特性について学ぶ
第4回 たんぱく質の一次構造・二次構造
 たんぱく質の一次構造および二次構造について学ぶ
第5回 たんぱく質の三次構造・四次構造
 たんぱく質の三次構造および四次構造について学ぶ
第6回 中間テスト
第7回 たんぱく質の機能-1
 タンパク質の機能について例(ヘモグロビン)をもとに学ぶ
第8回 たんぱく質の機能-2
 タンパク質の機能についてその他の例をもとに学ぶ
第9回 糖と多糖
 生理的に重要な糖質の分類と構造について学ぶ
第10回 脂質と生体膜
 脂質の構造と種類について学ぶ
第11回 酵素触媒
 酵素の反応の種類、基質特異性等について学ぶ 
第12回 酵素の反応速度論、阻害、調節1
 酵素、基質、反応物の濃度と反応速度に関する理論を学ぶ
第13回 酵素の反応速度論、阻害、調節2
 酵素反応における阻害の速度論的解釈を学ぶ
第14回 生体内の代謝
 生命活動を可能にするエネルギーについて学ぶ
第15回 糖の代謝 
 代表的な代謝経路である解糖系の各反応を学ぶ
第16回 期末テスト
事前・事後学修の内容 授業の前に必ず教科書を読んでおくこと

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