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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 人文学部法律経済学科・社会科学科 | |
受講対象学生 |
法律経済学科専用 学部(学士課程) : 3年次 他学部生等受講不可 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 地域経済論演習 | |
ちいきけいざいろんえんしゅう | ||
Seminar on Regional Economics | ||
単位数 | 4 単位 | |
ナンバリングコード | humn-laec3240-011
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
通年 |
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開講時間 |
木曜日 9, 10時限 |
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開講場所 | 演習室の予定(追って指示をする) | |
担当教員 | 朝日 幸代(人文学部法律経済学科) | |
ASAHI Sachiyo | ||
実務経験のある教員 | 朝日幸代 日本経済新聞社で経済データ・情報を扱い分析した業務経験がある。講義では地域経済学の考え方や理論について、身近な社会の事象や経済問題を経済データやメディア情報を用いて研究に活用できる内容を扱っている。 |
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SDGsの目標 |
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授業の概要 | 地域経済に関する現状と地域経済政策の基礎となる理論を理解し、経済や環境や観光に対する数量分析を行える能力を養うための講義とする。各地で行われているイベントの経済波及効果の分析や観光および経済における環境問題についても逐次取り扱う。また、学生の皆さんが興味を持つテーマにあわせて、レポート作成やプレゼンテーション技術のサポートを行う他、学生の皆さんが地域を学ぶことのできる地域経済研究するために必要な体験をしていただける場の提供を検討し、進めていく予定である。 |
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学修の目的 | 経済発展や観光や環境の地域経済に関する知識を増やすことによって、現在直面する多様な問題を解決のために必要な考え方・そのための能力を養うことである。 |
学修の到達目標 | 地域経済に関する現状と地域経済政策の基礎となる理論を理解し、数量分析を行える.分析とそれにあわせたレポート作成を行う知識を得る. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 出席の状況、講義への積極的な参加、研究報告の内容やレポート内容等について総合的に評価する。 |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 |
問題自己設定型PBL グループ学習の要素を加えた授業 地域理解・地域交流の要素を加えた授業 キャリア教育の要素を加えた授業 |
授業改善の工夫 | 学生の研究テーマに合わせ、個人指導も行う。さらに、それらの成果を発表させ、研究ができる専門性も学べるように取り組む。 |
教科書 | 主要テキストは講義中に指示する. |
参考書 | 『産業連関分析入門 』日経文庫 宮沢健一(日本経済新聞社) 『エコノメトリックス』 伴金美・中村二朗・跡田直澄 (有斐閣) 『Excelによる産業連関分析入門』井出 真弘 (産能大学出版部) 『実践 計量経済学入門』、山澤成康(日本評論社)その他は講義中に紹介する。 |
オフィスアワー | 第4木曜日12:00~13:00 |
受講要件 | 経済学の基礎科目を履修済み、もしくは3年生前期で履修する予定であること。 |
予め履修が望ましい科目 | 計量経済学、統計学、地域経済論、経済政策、マクロ経済学、ミクロ経済学、環境経済学 |
発展科目 | |
その他 |
経済に関する数多くの授業を積極的に履修して下さい。特に関連授業科目の履修はゼミで学ぶ内容をより充実することにつながるため、ぜひ履修をお願いしたいと思います。また、ゼミは毎週授業に参加することによって学べる内容も多いため必ず出席をして下さい。 地域経済論のゼミは、学生の皆さんが主役です。学生同士の協力、学ぶことで刺激し合える仲間、ともに学ぶことを共有できることの楽しさを味わえる、そんなゼミに参加したい方を歓迎します! この時、そして同じ場を共有できる出会いを大切に、経済を学ぶ楽しさを学生の皆さんに提供できるように、教員として出来る限りのサポートをする予定です。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 経済発展,観光や環境の地域経済,地域経済に関する現状と地域経済政策 |
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Key Word(s) | Economic development, regional economy of tourism and the environment, current status in the regional economy, regional economic policy |
学修内容 | 講義項目とそれぞれの講義方法は以下通りである。 講義項目は4つに分けられる。 3年生ゼミは全員が関心あるテーマに対するレポート報告を行う。 研究目的に合わせた文献の輪読や実習の講義を状況にあわせて行う。 1.学生が関心のあるテーマに対するレポート報告 学生はレポートを作成し、講義中に発表する。 教員はレポート作成に必要な文献、コンピューター操作に対するアドバイスをするとともに、 パワーポイントを利用した プレゼンテーション方法も講義中に提供する。 2.地域経済に関する文献の輪読 地域経済理論や観光および環境経済の文献を読み、その内容についてディスカッションを行う。 3.計量経済手法を学ぶための実習授業 エクセルや計量経済分析用アプリケーションを用いた計量経済分析および産業連関分析を学ぶ ために、実習する(各自ノートパソコンを持参)。 自らがデータ分析を経験し、分析結果としてとりまとめる。 4.地域経済を学ぶことのできる機関への訪問研修 教員と学生が地域への訪問を行うことを相談した上で、最終的に本研修の有無を決めるが、 可能であれば集客に成功している 観光地域や学生が興味を持っている地域への訪問研修を行う予定である。 ただし、3年生は後期に就職活動が始まることもあり、夏休みまでに研修が実施可能であれば 行うこととする。 |
事前・事後学修の内容 | 学習課題、予習については、講義時に適宜指示する.復習については、各自必ず行って、理解を深めて下さい.講義中に紹介する書籍、配布した資料を、読むこと.また、新聞等で日々変化する経済状況等の情報にふれることにより、経済学の知識を増やすことにつながります。 |