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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 工学部物理工学科 ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 必修 |
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授業科目名 | 固体物理学II | |
こたいぶつりがくII | ||
Solid State Physics II | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | EN-PHYS-3
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開放科目 | ||
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
木曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 山下 護(非常勤講師) | |
YAMASHITA, Mamoru | ||
SDGsの目標 |
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授業の概要 | 誘電的性質を通して外場に対する応答の考え方を学び、続いて磁気的性質、さらに強磁性と強誘電性を学ぶ。最後に協力現象を一般的に概括しそれを取り扱える統計物理学の方法論を学ぶ。 |
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学修の目的 | 誘電体、磁性の性質を理解すること、また協力現象の取り扱いの初歩を習得すること。 |
学修の到達目標 | 授業の目的を達成すること。具体的には誘電体、磁性体の外場に対する感受率の式を導けること。協力現象ではイシンク模型の平均場理論の計算が出来ること。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 定期試験80%、レポート・小テストなど20% |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | 小テストや学生の反応を見ながら、学習内容や方法に工夫を凝らしたい。 アンケート結果は次年度の講義に生かす。 |
教科書 | 黒沢達美「物性論」(改訂版)(裳華房) |
参考書 | キッテル「固体物理学入門 上」(宇野他訳、丸善)、 中野藤生他「相転移の熱統計力学」(朝倉書店) |
オフィスアワー | 非常勤講師であるので、講義時間中に大いに質問が出ることを望む。 |
受講要件 | 特になし。 |
予め履修が望ましい科目 | 熱力学(基礎物理学IIIA)、統計力学、固体物理学I、量子力学I |
発展科目 | 物性物理学 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 線形応答、誘電分極、Clausius-Mossottiの式、誘電分散、常磁性、反磁性、相と相転移、協力現象、自発対称性の破れ、臨界現象、平均場理論 |
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Key Word(s) | |
学修内容 | 第1回 物質の電気的性質と誘電体 第2回 物質の分極(教科書の§4.1) 第3回 局所電場とClausius-Mossottiの式(§4.2) 第4回 誘電分散(§4.3) 第5回 誘電緩和とCole-Coleプロット 第6回 磁気モーメント(§5.1) 第7回 常磁性(§5.2) 第8回 磁気共鳴と反磁性(§5.3-4) 第9回 強磁性とWeissの理論(§6.1-2) 第10回 交換相互作用、強誘電体(§6.3-4) 第11回 相転移と臨界現象 第12回 Landau理論とスケーリング則 第13回 クロスオーバー、多重臨界点 第14回 模型と平均場理論 第15回 演習 第16回 定期試験 (第15回は演習に当てているが、講義中にも演習を行う。) |
事前・事後学修の内容 | 予習・復習については講義中に指示する。 |