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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本の文学E
にほんのぶんがく いー
Japanese literature E
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2110-026
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 7, 8時限
開講場所

担当教員 冨田 和子(非常勤講師)

TOMIDA, Kazuko

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 欧州でも人気の高いHAIKUの源流は近世期に花開いた俳諧にある。三重県は俳諧史において重要な守武、芭蕉を生んだ地域である。そこで、俳諧・雑俳の歴史を作品を読みつつたどり、それらに関する知識を学ぶ。主に、俳諧を取り上げる。
学修の目的 俳諧・雑俳に関する知識を学び、理解する基礎的な能力を身につける。言葉への関心を深める。
学修の到達目標 俳諧・雑俳の特徴を理解し、日本人の美意識の一端を理解できるようになる。言葉への関心を深め、より一層、注意を払うようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業への参加度・小レポート50%、期末レポート50%。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 授業時に資料を配布する。
参考書 鈴木勝忠『俳諧史要』明治書院,1973。その他、授業内で適宜紹介する。
オフィスアワー 非常勤講師のため、人文学部吉丸雄哉先生に連絡のこと。
受講要件 くずし字の知識を有することが望ましい。
予め履修が望ましい科目 江戸時代史の授業。
発展科目
その他 主に、江戸時代の作品を扱うため、現代の人権意識にそぐわない表現が出てくることがある。また、遊里や性愛に関係した句もある。更に、くずし字で書かれた原典資料(古典籍)を参照することがある。以上を了解したうえで受講のこと。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 俳諧、雑俳
Key Word(s) Haikai, Zappai
学修内容 1.ガイダンス、「俳諧」の意味
2.短詩形文芸の種目と変遷、俳画・俳文
3.連歌の起源と俳諧への流れ・季語
4.初期俳諧。俳諧の独立
5.貞門俳諧
6.談林俳諧
7.蕉風の成立
8.蕉風の展開
9.都市俳諧と田舎俳諧
10.伊勢俳壇
11.尾張俳壇
12.川柳風狂句 前句付の独立
13.狂俳
14.子規による芭蕉批判と蕪村の再評価
15.HAIKU
事前・事後学修の内容 事前学修は、言葉をよく知り、言葉の使い方(言葉と言葉の関係)を学ぶ自己学習を求める。
図書館やインターネットで調べる。  
事後学修:興味をもった事項は積極的に調査する。

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