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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・地球環境システム学教育コース 学部(学士課程) : 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | 選択 選択推奨科目 |
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授業科目名 | 電子計測学 | |
でんしけいそくがく | ||
Environmental Electronic Measurements | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Envi-3241-009
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期集中 |
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開講時間 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 西津 貴久(非常勤講師) | |
NISHIZU Takahisa | ||
SDGsの目標 |
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授業の概要 | 環境の測定に必要な物理量の測定や電気信号の変換と処理に重点を置いて講述する。単位と標準、誤差、検出と信号変換、測定系の構成と特性など基礎的事項、環境に関係する諸量の測定原理と方法、測定信号の処理方法を解説し農産物の非破壊計測について言及する。 |
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学修の目的 | ①物理量の単位,標準,誤差,検出方法を習得する。②電気信号の変換方法および変換技術を習得する。③デジタルデータの処理方法と技術を習得する。④計測機器の概要や農産物の非破壊計測法を習得する。 |
学修の到達目標 | 物理量,計測方法,電気信号,データ処理技術を理解し,物理量の計測からデータの分析までの技術を身に付けることを目的とする。各種物理量の性質,センサ,センシング方法,電気信号の返還方法および変換技術を習得し,農産物品質評価等への応用ができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 3分の2以上の出席は評価の必須条件とする。 評価点=期末試験点×100% |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 「計測工学」,谷口・堀込 著、森北出版 |
参考書 | |
オフィスアワー | なし |
受講要件 | 環境情報システム工学講座の関連科目を履修したことが望ましい。 |
予め履修が望ましい科目 | 環境系数学基礎,環境系電気・電子工学,環境系力学基礎Ⅰ,環境系力学基礎Ⅱ |
発展科目 | 環境情報システム工学実習Ⅰ,環境情報システム工学実習Ⅱ,環境情報システム工学実験,卒業研究 |
その他 | なし |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 環境計測、電子計測、信号変換、信号処理、測定系の特性、誤差統計、農産物の非破壊計測 |
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Key Word(s) | Environmental measurement, electrical measurement, signal conversion, signal processing, properties of measurement systems, analysis of error, Non-destructive measurement of agricultural production |
学修内容 | 1.総論として環境電子計測学とは何かについて述べ、講義メニューについて説明する。 2.計測の基礎的事項として、測定と単位系および測定方法の分類について解説する。 3.測定にともなう誤差とその取り扱いについて解説する。 4.測定系の構成とその用語について解説する。 5.測定と伝送に必要な各種電気回路などについて解説する。 6.アナロク演算回路と遠隔伝送について解説する。 7.AD変換とDA変換および計測に必要な各種の記録計について解説する。 8.測定系の静特性や動特性について解説する。 9.測定信号の各種の処理方法について解説する。 10.長さの測定方法と測定原理、および各種の拡大の方法について講述する。 11.質量、力、動力などの力学的量の計測方法とその測定原理について講述する。 12.振動と音の測定について、測定原理と方法を解説する。 13.温度の測定について、各種の計測方法とその測定原理を解説する。 14.大気中の湿度とガス量について、測定原理と方法について講述する。 15.農産物の品質検査で用いられる非破壊計測の原理と方法を解説する。 16.テスト,解説 |
事前・事後学修の内容 | 予習時間:8時間 予習内容:指定する教科書を事前に予習し,基本概念を理解する。 復習時間:37時間 復習内容:授業内容に関する教科書の該当部分を読んで,関連内容を復習する。レポート問題を解く。 |