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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 海洋生物資源学科・海洋生物資源学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
学科必修科目
授業科目名 乗船実習
じょうせんじっしゅう
Onboard Field Training
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BIOR-Mari-2524-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間
開講場所

担当教員 前川陽一(附属教育研究施設)、中村亨(附属教育研究施設)

MAEKAWA Yoichi, NAKAMURA Toru

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 勢水丸に乗船し、練習船の船内生活や船内諸設備の見学から、船舶の運航、結索方法や機関実習など観測船に乗船するための知識を体得し、以降の水産学や海洋学など海洋科学に関する本格的な実習航海や研究航海への基本となる実習です。乗船実習Ⅰ(1泊2日)と乗船実習Ⅱ(5泊6日)の2航海を実施します。乗船実習Ⅰでは、船内各所、諸設備の見学などから船内生活の基本を体得します。乗船実習Ⅱでは、航海当直、外洋航行、漁労作業、航海機器計測、出入港作業など実践的な内容と海洋観測航海実習の内容を扱います(海洋観測航海実習の内容については当該シラバスを参照)。
学修の目的 実習を通して、船に乗り組んで現場で作業を行う為に必要な船舶の運航に関する知識を体得することを目的とします。
学修の到達目標 乗船実習Ⅰ(1泊2日)、乗船実習Ⅱ(5泊6日)の2航海実施し、観測船の作業や船舶運航を体験し、現場研究活動の第一歩となる知識を体得します。また、船内での共同生活の中から、集団のルールや協調性の涵養にも資することを目指します。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
対象の学生は卒業した。
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 実習作業への取り組み(80%)、レポート(20%)
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 航海期間中は気象・海象による船体動揺の軽減に努め効果的な実施を図ります。
教科書 乗船時に配布(乗船のしおり)
参考書
オフィスアワー 松阪港停泊中は電話及び訪船可。(土日を除き08:30~12:00、Eメールも可)
詳細はガイダンス時に連絡します。
受講要件 海事概論を受講し、学生教育研究災害保険または生協の保険に加入して下さい。当年度内の健康診断にて欠格事由のない健康な者に限ります。
事前に実施する実習ガイダンスに必ず出席して下さい。
ガイダンスに関しては時期が近づいたら掲示にてアナウンスします。
予め履修が望ましい科目 海洋生物資源学概論
発展科目 海洋総合航海実習、海洋観測航海実習、紀伊黒潮流域圏航海実習、卒業研究
その他 内容は天候によって変更されることがあります。運動性に優れ汚れても良い服装で参加して下さい(出来れば長袖長ズボンが好ましい)。必ず運動靴で参加して下さい。
高等学校教諭一種免許(水産)-水産の関係科目

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 練習船、船内生活、航海当直、船舶運航、航海機器
Key Word(s) research & traning vessel,living on the ship,navigational watch,
operating ships,nautical instrument
学修内容 乗船実習Ⅰ 1日目:船内生活区画案内、出港作業・特殊区画・観測・漁労諸設備見学、船内生活一般 2日目:デッキウォッシュ、体操、船内清掃、入港作業見学等
乗船実習Ⅱ 1日目:出港作業、航海当直、航路航行、外洋航行、気象観測、航海日誌記入等 2日目:航海当直、航海機器取扱一般、外洋航行、気象観測、航海日誌記入等 3日目:航海当直、寄港地入港、水産関連施設見学 4日目:水産関連施設見学、結索実習 5日目:寄港地出港、航海当直、外洋航行、機関実習、投錨作業 6日目:レポート提出、統括、入港作業
事前・事後学修の内容 乗船実習に関してはⅠおよびⅡとも事前に実習ガイダンスを行い、実習に関する注意事項などを説明します。これを事前学習とするので必ず出席して下さい。(乗船実習ⅠおよびⅡそれぞれ60分程度で実施)

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