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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・音楽 | |
科目名 | 器楽 | |
きがく | ||
Instrumental | ||
受講対象学生 |
教育学部, A 類 学部(学士課程) : 2年次 71 期生 |
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卒業要件の種別 | 必修 |
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授業科目名 | 器楽研究(日本音楽) | |
きがくけんきゅう(にほんおんがく) | ||
Instrumental Music (Japanese music) | ||
単位数 | 1 単位 | |
ナンバリングコード | educ-comn-MUSI2022-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期集中 例年2月中旬の連続4日間に開講していますが、掲示等をよく確認して下さい。 |
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開講時間 |
詳細が決まり次第、掲示等で連絡します。 |
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開講場所 | 教育学部音楽棟2階合唱室 | |
担当教員 | 丸田 美紀(教育学部非常勤講師) | |
MARUTA, Miki | ||
実務経験のある教員 | 沢井箏曲院所属教授として、楽理、実技の指導、後進の育成を担当。神奈川芸術財団、教育関係会社の派遣講師として、毎年小中学校での邦楽アウトリーチで、箏の指導を行う。箏曲演奏家としての専門技術と指導実務経験をもとに、学生へ技術伝授、実技指導と邦楽の知識を、実際に教師として現場に立った時に対応できるよう、教授します。 | |
SDGsの目標 |
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授業の概要 | 日本の伝統音楽(箏曲)の歴史を学び、古典箏曲・六段を通して、構造と日本音楽文化の精神、美学を体感する。 そこから普段勉強している洋楽と箏とのかかわりを、五線譜を実際に使用したり、音遊びをしていく中でもっと身近に結びつける。 そして伝統のみならず楽器としての箏の自在性を感じてもらい、想像力を高め、表現力を認識してもらいたい。 |
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学修の目的 | 見聞きするだけの知識ではなく、実際に音に触れ、音を感じることによる様々な気付き、変化、違いを知ることで、日本音楽への知識を深めることができ、それにより各個人の音楽の表現の幅を広げることができる。 |
学修の到達目標 | 自分の耳で調律することにより聴覚を開発し、耳と指を使って音を作っていく感覚を体験、そして日本の音を体で実感した経験は、彼らが実際に教育の現場に立つ時、必ず活かすことが出来る。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 出席・参加態度・・60%(集中講義であり実技演習が最も時間を費やすため、創作等の時間もふくむ) 発表 20% トークディスカッション(レポート含む) 20% 計100% |
授業の方法 | 実習 |
授業の特徴 |
グループ学習の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 「六段の調べ」(八橋検校) その他箏曲関連楽譜 |
参考書 | |
オフィスアワー | 毎週水曜日10:30~12:30、場所:作曲・音楽理論研究室 |
受講要件 | 「器楽研究A1」を履修済みであること。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 実際に楽器(箏)に触れることによって体感する日本音楽の面白さ美しさ 体験から学ぶ驚きや感動から箏で表現できる音楽の多様さと、いろいろな奏法による表現の幅を知る |
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Key Word(s) | Learning how to play the Koto (Japanese strings instrument) and the width of the expression by various performance techniques from the experience |
学修内容 | 1.ガイダンス 2.準備①爪の作成、楽器の説明、楽器の準備 3.準備②調弦、音作りの第一歩、箏柱のセッティングから体験する 4. 「さくらさくら」実際に楽器にふれて、演奏法の学習。五音音階を体感 5.「六段の調べ」全曲①指の練習をいろんな音型パターンを繰り返して習得 6.「六段の調べ」全曲②グループ分けをしてリズム遊びなど取り入れることで練習を長続きさせる 7.「六段の調べ」全曲③六段を通して日本音楽の構造と文化、精神美学を体感する 8.「花筏」少しだけ習得したテクニックで楽しんで箏の現代曲を弾く 9.「あいびき」箏歌の実習。箏と歌は日本の音楽には密接である。五線譜でかかれた楽譜で歌に挑戦し、可能であるならば弾き歌にも挑戦してもらう。 10.「バッハ インベンション」等 (学生に身近な五線譜の音楽を使用。通常勉強している洋楽とのかかわりを箏を通して、身近に感じさせる。) 11.「音遊び」・「即興」①「平調子(五音音階)」を使い、短いフレーズをそれぞれが創作し、音の伝言遊びをする 12.「音遊び」・「即興」②「平調子」であれば異なる音型パターンを弾いても全体として音楽になることを体感する、五音階の調和の認識 (11.12.はグループ分けし、メンバーが協力して箏を使って、作曲することにより、想像力を喚起させ 能動的な音楽の勉強をしてもらう) 13.「六段の調べ」全曲の録音 14.「花筏」の合奏、創作曲の発表 15.まとめ及びレポート提出 講座内容 さくらから始まり、少しずつ、六段から上記の演習曲をすすめ、またそれぞれの気付き、驚きを導き出し、討論もおりまぜながらすすめる。 演習曲のすすみ具合で音遊び、創作曲へと順をおっていく。 |
事前・事後学修の内容 | 参加(実技体験)を重視する講義なので、集中して講義に参加すること。 その都度出される課題に取り組む姿勢・・練習。 |