三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・環境情報システム学教育コース
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
共生環境学科の選択科目として開講していますが,他学科の学生も受講可能です.外部講師を特別に招く短期集中講義であるため,遅刻や欠席は認めない.さらに講義期間中は,授業時間外の活動に十分な時間を確保する必要があることから,個人的な理由でグループ活動に支障を来す恐れがある学生については,受講を制限する.また,受講態度が悪く,実質講義に参加していないと判断される場合にも,受講を制限する.
選択・必修 選択
選択推奨科目(環境コース)
授業科目名 ベンチャー企業論
べんちゃーきぎょうろん
Venture Business Management
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Envi-3241-003
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

夏休み期間中に3日間集中的に開講される予定.詳しくは掲示版に案内が出される.平成30年度は開講します.隔年開講のため,平成31年度は開講しません.

開講時間
8月あるいは9月の夏休み中に3日間集中で開講される.詳しくは掲示版に案内が出される.
開講場所 使用する教室は,掲示版に案内する.

担当教員 ○森尾吉成(生物資源学部),小村道昭(株式会社エミットジャパン)

MORIO Yoshinari, OMURA Michiaki

実務経験のある教員 小村道昭,ベンチャー企業のCEO.

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 本授業では,ベンチャー企業経営者を講師に招き,ベンチャービジネスをテーマとしたPBL(Project Based Learning) 型の授業を展開する.第1部では,受講生は,ベンチャービジネスの世界,ベンチャービジネスをするために必要な要素,ベンチャービジネスを支援する制度,ベンチャービジネスの進め方などについての知識を獲得する.第2部では,受講生はグループに分かれ,ベンチャービジネスに実際に挑戦する活動を行う.第3部では,受講生が活動成果をプレゼンテーションし,講師ならびに外部評価者から評価を受ける.
学修の目的 受講生は,ベンチャービジネスに実際に挑戦する中で,主体的に物事を考え行動することの大切さややりがいを実感するとともに,新しい事業を興す際の課題や困難を乗り越えていくための精神力を鍛えることができる.さらに,グループ活動を等して,チームワーク,リーダーシップ,コミュニケーション力が訓練される.
学修の到達目標 1) ベンチャー企業,ベンチャービジネスの世界を肌で感じる.
2) ベンチャービジネスを展開するために必要なものをイメージできる.
3) ベンチャービジネスを支援する組織の存在と支援内容を知る.
4) ベンチャービジネスにおける知的財産について理解を深める.
5) 日々の生活の中にイノベーションに対する意識が芽生える.
6)チームワーク,リーダーシップ,コミュニケーションを意識し始める.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
「環境情報システム学プログラム(JABEE)」の学習・教育目標の(B-6) に対応している。
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 課題100%とする.ただし,遅刻ならびに欠席した場合は「再受講」とする.
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 ベンチャー企業経営者の方を講師として招聘し,甘えが許されず,結果を求める授業を展開する.
教科書 特に指定なし.
参考書
オフィスアワー 連絡窓口 森尾吉成 4階 415号室 
受講要件 外部講師を特別に招く短期集中講義であるため,遅刻や欠席は認めない.さらに講義期間中は,授業時間外の活動に十分な時間を確保する必要があることから,個人的な理由でグループ活動に支障を来す恐れがある学生については,受講を制限する.また,受講態度が悪く,実質講義に参加していないと判断される場合にも,受講を制限する.
予め履修が望ましい科目 特になし.
発展科目
その他 推薦講座:環境情報システム学
*インターンシップ要素を含む科目(2019年入学生から適用)

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード PBL (Project Based Learning)形式の授業,ベンチャー企業,ベンチャービジネス,ベンチャーキャピタル,知的財産,イノベーション,人・物・資金,大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリ,大学知的財産統括室,Technology Licensing Organization (TLO)
Key Word(s) PBL, Venture, Inovation, TLO
学修内容 第1日目 午前
 ・授業概要,授業内容,到達目標を説明する.
 ・ベンチャーの世界を知る.
 ・ベンチャー活動を行うグループの決定
 ・ベンチャー活動の開始.

第1日目 午後
 ・ベンチャービジネスの内容を考える.
 ・ベンチャーの対象となる機関に連絡を入れ,起業の可能性を探る.


第2日目 午前・午後
 ・継続して,ベンチャーの対象となる機関に連絡を入れ,起業の可能性を探る.
 ・第3日目までの1週間で,ベンチャーキャピタリストを納得させることができる資料を準備するための計画を立てる.
 ・午後の時間帯に,できれば,起業するアイデアを現場で検証し,成功の可能性を探ってみる.

第3日目 午前
 ・ベンチャー企業CEOによる講義を通して,ベンチャービジネスをするために必要な要素を知る,ベンチャービジネスを支援する制度を知る,ベンチャービジネスの進め方を知る.
 ・大学知的財産統括室の専任教員による講義を通して,知的財産の管理について理解する.

第3日目 午後
 ・活動成果の発表を行う.
 ・ベンチャー企業CEO,知的財産統括部の専任教員,本科目世話役教員がベンチャーキャピタルとなり,審査を行い,合否を判定する.
事前・事後学修の内容 授業時間内でのグループ活動時間が限られているので,講義期間中は時間外学習時間を十分確保し,活動に取り組むこと.
第1日目
 起業する内容を考える(4時間).
第2日目
 授業日は,休憩時間の隙間時間も活用する(3時間).1週間の開発期間において起業する内容を決定し,実際の現場で起業の可能性を探るとともに,企業が成功する期待値を算出する(6時間×7日間).

第3日目
 活動成果をレポートにまとめる(8時間).

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