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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 工学部情報工学科/総合工学科情報工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
2018年度以前入学者が対象
選択・必修 必修
授業科目名 情報工学実験 I・II (2018年度以前入学者)
じょうほうこうがくじっけん1・2
Information Engineering Laboratory I & II
単位数 各2 単位
ナンバリングコード
EN-INAP-3
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

I を前期に,II を後期に開講

開講時間 火曜日 5, 6, 7, 8時限
開講場所 情報棟2階 電算演習室
第2合同棟6階 学生演習室
他,各テーマで指定の教室

担当教員 各教員

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 講義などで得た知識を実験を通じて検証・体得する.自分で問題を調査・理解・解決する態度を身につけ,報告書としてまとめることを経験する.
学修の目的 情報工学に関する代表的な技術の実践的な利用法等について理解を深める.
学修の到達目標 与えられた実験テーマを実施することで,自分で問題を調査・理解・決することができ,報告書としてまとめられるようになる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 情報工学の基礎知識を身につけ、科学技術が社会や自然環境に及ぼす影響を理解し、責任ある技術者として行動できる。【技術者倫理】
○情報工学科に関連する様々な分野に関心をもち、未知分野を理解するために、自主的、継続的に学習できる。【自主的継続的学習】
 世界に多様な考え方があることを学び、様々な立場の考えや意見を尊重し、多面的に物事を考えることができる。【多面的な思考能力】
○情報工学に関連する課題に対して、与えられた条件や期限を熟慮し、計画的に作業を進め、報告できる。【計画的な活動】
○専門分野の英語で書かれた文献について理解し、説明できる.また、学習や実験で得た知見を、論理的に記述し、的確に発表し、討議できる。【コミュニケーション能力】
○自然科学と情報技術に関する十分な知識を修得し、それらの知識を応用できる。【知識の修得と応用】
○与えられた問題に対し、修得した知識や技術を利用して、関連情報を収集し、解決手法を提案し、実現できる。【問題解決能力】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 全ての実験に出席して全テーマの報告書を提出した者だけに単位を与える.
各テーマ担当教員が付けた評点(10点満点)を平均し,四捨五入で6点以上を合格とする.
単位は,前期に「情報工学実験 I 」として2単位,後期に「情報工学実験 II 」として2単位,個別に認定する.
授業の方法 実験

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業アンケート等で寄せられた受講者からの意見を反映し,実験内容や実験方法を改善する.
教科書 教科書:テーマごとに指定される指導書やウェブページを使う.
参考書 参考書:多数あり(指導書中に一部記載).
オフィスアワー 実験実施時に,各テーマ担当の教員が指示する.
受講要件
予め履修が望ましい科目 本実験の実施には,「論理設計及び演習」,「電子回路」,「計算機ハードウェア」,「 計算機アーキテクチャ I 」,「人工知能 I 及び演習」,「コンパイラ」などを習得していることが望ましい.
発展科目 上級プログラミング演習 III
その他 Moodle の「情報工学実験 I・II」のコースに詳細情報を掲載する.

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 情報工学,実験,評価,プレゼンテーション,組み込みソフトウェア,マイコン,ロボット,センサ,アクチュエータ,プロセッサ,ネットワーク,待ち行列,スループット,コンパイラ,プログラミング言語
Key Word(s) information engineering, experimentation, evaluation, presentation, embedded software, micro computer, robot, sensor, actuator, processor, network, queue, throughput, compiler, programming language
学修内容 前期と後期に2テーマずつ,以下の実験を実施する.実施の順序は受講者ごとに異なる.

1.マイコンによるロボット制御(7回)
H8マイコンを搭載したライントレースロボットの制御を通して,センサやアクチュエータをコンピュータにより制御する仕組みを学ぶ.

2.各研究室(7回)
研究室ごとに出される実験課題に取り組む.

3.ネットワークとサーバ構築(7回)
小型Linux機とWindowsでのネットワークの設定やネットワークサーバの構築を通じて,ネットワークの仕組みについて理解する.

4.コンパイラの設計と製作(7回)
簡単なプログラミング言語のコンパイラを試作することにより,コンパイラの作成技術を習得するとともに,プログラミング言語についての理解を深め,プログラミング言語設計の基礎を習得する.

前期の初回には,ガイダンスを実施する.
各テーマの最終週は,まとめの週とする.最終週には実験室で自習し,実験内容の復習,未完の課題や発展的な課題の実施,追加実験,考察,報告書の準備,などにあたる.
事前・事後学修の内容 事前に実験内容を予習して実験手順を把握し,当日に実験を円滑に進めるための準備をしておく(当日に指導書を読んでいては,時間内に実験が終わらない).詳細については,テーマごとの実験ウェブページ等を読む.

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