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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 工学部分子素材工学科/総合工学科応用化学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 材料物理化学
ざいりょうぶつりかがく
Materials Physical Chemistry
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-PHCH-3
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 1, 2時限
開講場所

担当教員 未定

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 レーザーの原理、レーザー光の性質、原子・分子の光励起過程および関連する諸過程について概説する。また、レーザーを用いる材料創製の基礎となる固体表面との相互作用(レーザーアブレーション)、時間分解測定技術について講義を進め、アーク放電法や化学気相析出法などとの比較から、カーボン材料の性質や特徴、ナノカーボン物質の発見や合成方法等についてもふれる。
学修の目的
学修の到達目標 レーザーの原理や引き起こされる光化学反応や加工技術、プラズマや熱エネルギーによるなどによる材料合成の基本的項目から、最新のナノ物質、カーボンナノチューブ形成などへの応用についての理解、知識を得ることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 社会人としてふさわしい幅広い教養をもつ。化学の研究者・技術者として、基本的な専門知識を修得している。【知識・理解】
 自然現象を化学の観点から論理的に説明できる。科学技術や社会活動に関する問題を化学の観点から思考できる。【思考・判断】
 化学に関する技術や知識について、自主的かつ継続的に学習できる。【興味・関心】
 科学技術による社会への貢献や自然に与える影響について考えようとする姿勢を備えている。【態度】
 化学の問題に関する研究や開発を計画的に進め、まとめることができる。【技能・表現】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 出席7割以上を原則とし、定期試験で評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 多くの図、写真などを用いて、身近でわかりやすい内容とする。
教科書
参考書 レーザアブレーションとその応用(コロナ社),レーザー化学(東京化学同人)
オフィスアワー
受講要件 物理化学A、物理化学Bを履修済みであること。
予め履修が望ましい科目 物理化学A、物理化学B、物理化学C
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード レーザー、化学応用、ナノ物質、カーボンナノチューブ
Key Word(s) laser, chemical application, nanomaterial, carbon nanotube
学修内容 第1回 素材化学の基礎や講義内容の概要
第2回 レーザーの発明と原理
第3回 レーザー光の性質
第4回 各種レーザー
第5回 光物理過程と光化学過程
第6回 レーザーアブレーションの概要
第7回 加工技術,デポジッション技術
第8回 アーク放電法,化学気相析出法
第9回 時間分解測定法Ⅰ イメージング技術
第10回 時間分解測定法Ⅱ レーザーイオン化質量分析技術
第11回 時間分解測定法Ⅲ 発光分光法
第12回 カーボン材料
第13回 ナノカーボン物質の発見
第14回 ナノカーボン物質の合成
第15回 素材化学の応用とさらなる発展
第16回 期末試験
事前・事後学修の内容 講義を通して、常に疑問を持ち、考える習慣をつける。他の人とデスカッションするなど、解決する能力、自発的な能力を養成する。

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