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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 工学部建築学科/総合工学科建築学コース ・専門教育
建築構造
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 建築基礎構造
けんちくきそこうぞう
Geotechnical and Foundation Engineering
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-ARCH-3
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 花里 利一(工学部建築学科)

HANAZATO, Toshikazu

実務経験のある教員 地盤ー建物の動的相互作用研究、基礎工事や車両走行による地盤振動予測と建物防振対策を実務で担当した。

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 建物を支持している地盤と基礎構造の知識は、建築計画において敷地を選定したり、健全かつ安全に建物を設計あるいは施工するために必要なものである。講義では、まず、基礎構造を理解するうえで必須な土の力学的な性質や有効応力・圧密・せん断など地盤工学の基礎的な知識を習得する。さらに、基礎工法や支持力の考え方など建物の設計や施工時の常識として知っておくべき事項を学ぶ。本講義では、地盤工学や基礎構造の歴史、最近の地盤災害や設計・施工の事例も併せて紹介しつつ上記の基礎的な事項を解説する。
学修の目的
学修の到達目標 建物の構造設計や施工に必要な地盤と基礎構造の基本を理解する。地盤工学と基礎構造の基礎的な知識を習得する.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 文化や社会の発展について、歴史的に理解し、説明できる。地球的視点に立ち、文化や社会の多様性について理解し、説明できる。【広い分野】
 建築家あるいは建築技術者を対象とした技術者倫理に関する知識を持ち、説明できる。専門科目の演習を通じて、倫理的判断の態度を身につける。【技術者倫理】
 建築学の基礎となる数学・自然科学・情報技術の基礎知識を持ち、応用できる。計画・環境設備・構造・生産の専門知識を持ち、データを分析し、適切に説明できる。【専門的能力】
 論理的な記述能力、学習したことを発表、討論できる日本語能力を身につける。専門英語の基礎知識をもち、英語による基本的なコミュニケーション能力を身につける。【コミュニケーション能力】
 与えられた課題に対して、社会のニーズ、予想される問題を把握し、建築学的な解決策を設計できる。自発的で継続的な学習の方法と態度を身につける。設計製図などの演習を通じて、グループワークの方法と態度を身につける。【デザイン能力】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 小テストおよびレポートに基づき、出席回数を考慮して成績を判定する。配点の割合は小テスト60点満点、レポート40点満点を基準とする。合計60点以上を合格とする。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業評価アンケートを分析し講義内容に反映する。そのアンケート調査結果に基づき、履修生の関心を高め、学生参加型になるよう工夫をする。
教科書 講義プリントを配布する。教科書はとくに定めない。
参考書 主な参考書は以下のとおり。
・建築基礎構造 畑中宗憲、加倉井正昭共著 東洋書店
・ザ・ソイル 建築家のための土質と基礎、藤井衛、若命善雄、真島正人著 建築技術
・建築学会基礎構造設計指針 日本建築学会"
オフィスアワー 毎週木曜日12:00-13:00、場所:花里教員室(要事前連絡),電子メールによる随時受付可能(hanazato@arch.mie-u.ac.jp)
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 建築力学Ⅰ、Ⅱ、建築生産Ⅰ、Ⅱ、鉄筋コンクリート構造を予め履修しておくことが望ましい。
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 土の性質、地盤の力学、地盤調査法、基礎構造、地盤災害
Key Word(s) Soil mechanics, Geotechical survey,Foundation structure
学修内容 1.地盤工学概論
2.地盤の形成と地盤調査法
3.土の基本的な性質
4.土質試験法
5.有効応力
6.地盤内応力と弾性沈下
7.土の圧密
8.土のせん断
9.建築基礎構造に関する見学
10.地盤の動的問題および液状化
11.土圧と擁壁
12.基礎構造概論と住宅の基礎
13.直接基礎
14.杭基礎
15.基礎構造の設計法
事前・事後学修の内容 <予習>各回において前回の授業内容を確認する。
<復習>各回に配布した講義資料を再読する。講義で行う演習問題を解けるようにする。

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