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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 三重学
みえがく
Mie Studies
授業テーマ 三重ブランドの創出
単位数 2 単位
ナンバリングコード
LIMIES1

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
分野 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開講学期

後期

開講時間 水曜日 5, 6時限
開講場所 120番教室

担当教員 ○朴 恵淑(人文学部)、速水 亨(非常勤講師)、宮武 新次郎(非常勤講師)、先浦 宏紀(非常勤講師)、松月 清朗(非常勤講師)、渡邉 昇(非常勤講師)、木村 修(非常勤講師)、西浦 尚夫(非常勤講師)

○PARK, Hye-Sook, HAYAMI, Thoru, MIYATAKE, Shinjirou, SAKIURA, Hiroki, MATSUZUKI, Kiyoo, WATANABE, Noboru, KIMURA, Osamu, NISHIURA, Hisao

park@human.mie-u.ac.jp
059-231-9157

学修の目的と方法

授業の概要 三重県内の産業について、オムニバス形式で講義を行う。三重県の産業の中には、国内ばかりでなく世界的なブランドとして知られている地場産業が数多くある。例えば、ミキモト真珠は世界ではじめて養殖に成功して以来、「ミキモト真珠」という世界的なブランドとして君臨している。また、日本初のFSC認証を取得した速水林業のヒノキは日本屈指の三重ブランドである。世界的なブランドとして成長できた背景には何が必要であったのか、戦略的に優れたものは何だったのかを探ることは、新たな三重ブランドを創出するために大変重要な意味を持つ。また、四日市公害で苦しんだ経験を生かした「環境に配慮した商品」の開発は産業と環境との両立をはかる、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を先取る、戦略的な三重ブランド創出の大きなチャンスとなる。単に特産品やその概要を学ぶのではなく、世界の動向を踏まえながら地域の特徴を活かした、持続可能な地域創生のための基本的知見を知り、戦略的取り組みについて講義を行う。
学修の目的 地域の特徴を活かした持続可能な地域創生を基とする、国連持続可能な開発(SDGs)を先取る地域創生型産業について学ぶ。
学修の到達目標 三重ブランドを創出するために必要とする諸要件を探り、応用し、発表できる、感じる力・考える力・コミュニケーション力・生きる力の向上をはかる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 最終レポート(80%)を主な評価の対象とし、授業態度(20%)も考慮して総合評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 三重ブランドとして位置付けられる企業及び三重ブランド化戦略の専門家から直接講義を受ける。
教科書
参考書 各講義において参考書や参考資料を提示する。
オフィスアワー 月曜日から金曜日の午前9時から午後6時まで。講義時間を除く。
受講要件 特になし。
予め履修が望ましい科目 特になし。
発展科目 三重学「四日市学の確立」
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 三重ブランド、国連持続可能な開発目標(SDGs)、地域創生、環境ビジネス、
Key Word(s) MIE Brand, UN Sustainable Development Goals (SDGs), Regional Creation, Environmental Business
学修内容 第1回  三重ブランドとは何か
第2回  国連持続可能な開発目標(SDGs)と三重ブランド戦略
第3回  三重ブランド創出と自然環境
第4回  三重ブランド創出とな人文社会環境
第5回  三重ブランドと環境ビジネス
第6回  三重ブランドの事例Ⅰ(ミキモト真珠)
第7回  三重ブランドの事例Ⅱ(速水林業のヒノキ)
第8回  三重ブランドの事例Ⅲ(赤塚植物園)
第9回  三重ブランドの事例Ⅳ(モクモク手づくりファーム)
第10回  三重ブランドの事例Ⅴ(万古焼)
第11回  三重ブランドの事例Ⅵ(エコカー)
第12回  三重ブランドの創出I(三十三総研)
第13回  三重ブランドの創出II
第14回  三重ブランドの創出III
第15回  まとめ

※講義順序の変更がある場合は、初回の授業で説明します。
事前・事後学修の内容 ・事例研究対象に対する文献及び情報収集
・講師からの資料及び情報に基づく学習
・三重ブランド創出の可能性の高い情報収集

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