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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・家政
科目名 保育学(実習及び家庭看護を含む。)
ほいくがく(じっしゅうおよびかていかんごがくをふくむ。)
Early Childhood Education
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 4年次
68 期生
卒業要件の種別 必修
授業科目名 家庭看護学
かていかんごがく
Home Nursing
単位数 1 単位
ナンバリングコード
ED-CHIL-3

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 3, 4時限
学外演習(第5~6回および第13~14回の2日)の際は,1~4時限を使用予定
開講場所 教育学部1号館

担当教員 川瀬浩子(教育学部非常勤講師)

KAWASE Hiroko

学修の目的と方法

授業の概要 少子高齢社会となった現在の家族機能と発達課題に関する理解を深め、ライフサイクルからみた健康問題や健康管理について必要な知識と基本的看護技術を習得する。本授業では、子どもから高齢者までの家族看護について、講義と一部に演習(学外を含む)を取り入れながら学ぶ。
学修の目的 家族の「発達課題の達成」「健康的なライフスタイルの獲得」「健康問題への対応」を支援する能力を身につけることを目的とする。
学修の到達目標 ① 健康・看護の定義を説明できる
② 家庭看護の役割を説明できる
③ 家族の発達課題を列挙できる
④ 家族の発達課題の達成を支援するための家庭看護を具体的に述べる
⑤ 健康的なライフスタイルが説明できる
⑥ 家族が健康的なライフスタイルを獲得することを支援するための家庭看護を具体的に述べる
⑦ ライフステージの主要な健康問題を列挙できる
⑧ 主要な健康問題への対応を支援するための家庭看護を具体的に述べる
⑨ 家庭看護に必要な基本技術が説明できる
⑩ 家庭看護に必要な基本技術を実施する
⑪ 家族に対し、家庭看護を行う 
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
 自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 課題レポート100%(課題①~②と④~⑥は各10%、課題③は50%)で評価する(60%以上で合格)    
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 毎回、授業後に提出される受講生の「学びの振り返り票」に記載されている内容を、授業改善に資する。
教科書
参考書 参考書:「家族看護学」 鈴木和子ほか著 日本看護協会出版会。「看護の生理学(1)」 薄井担子 現代社。 「健康の地図帳」 大久保昭行監修 講談社。「トリセツ・カラダ」 海棠尊著 宝島社。 その他、授業中に提示する
オフィスアワー 窓口:磯部由香
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 学外実習について
第5~6回地域の子育て支援、および第13~14回の家庭看護に必要な基本技術(3:食事の世話など)と(4:服薬の世話など)は、水曜日の1~4時限を使用し学外に出向く。
これらの日程は、授業開始時調整する。 履修上、学外実習を欠席する場合は課題レポートで対応する。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 家族・健康問題・健康管理
Key Word(s) family,health problem,health care
学修内容 1)健康、看護、家庭看護;講義・演習              
2)家族の機能と発達課題;講義・演習
3)ライフステージからみた健康問題;講義
4)家族の発達課題:出生前からの親になるための準備;講義  
5)~6)家族の発達課題:乳幼児期の子育ち、子育て世代の親育ち、若い世代の親性の育成;学外実習                 7)健康的なライフスタイル(望ましい生活習慣)獲得への支援、健康行動論;講義・演習                     
8)主要な健康問題への対応:自殺;講義・演習          9)主要な健康問題と健康管理:事故;講義・演習
10)主要な健康問題への対応:がん・感染;講義・演習
11)家庭看護に必要な基本技術(1:家庭で測定可能な健康に関する測定項目の意義と方法);講義・演習
12)家庭看護に必要な基本技術(2:身体の清潔);講義・演習  13)家庭看護に必要な基本技術(3:食事の世話など)~14)家庭看護に必要な基本技術(4:服薬の世話など);講義・学外実習   15)家庭看護に必要な基本技術(5:主要な症状とその危険性の見分け方、および看護);講義・演習 
事前・事後学修の内容 授業後、テーマにそった振り返りを行い、「学びの振り返り票」を提出する。                   
以下、テーマ毎の、予習・復習
1)健康、看護、家庭看護 予習:自分の健康観をまとめる 復習:自分の周囲の異なる世代の健康観を知る 読んでほしい文献:薄井担子「看護の生理学(1)」、鈴木和子他「家族看護学」
2)家族の機能と発達課題 予習:現代家族の傾向をまとめる  復習:現代家族の傾向が家族の発達課題に及ぼす影響をまとめる
3)ライフステージからみた健康問題 復習:自分の家族の健康問題を知る
4)家族の発達課題(出生前からの親になるための準備) 復習:自分の健康管理をまとめる
5)~6)家族の発達課題(乳幼児期の子育ち、子育て世代の親育ち、若い世代の親性の育成) 予習:地域の子育て支援をまとめる 復習:「乳幼児の子育ち・親育ち」「若い世代の親性の育成」をまとめる
7)健康的なライフスタイル(望ましい生活習慣)、健康行動論 復習:変えたい健康行動について、健康信念モデルを用い、まとめる。また、家庭看護の役割の3つのうち、テーマを1つ選び、自分が取り組んだ家庭看護についてまとめる    
8)主要な健康問題への対応(自殺) 復習:自殺防止パンフレットへのアイデアを考える     
9)主要な健康問題への対応(事故防止) 復習:幼児視野体験めがねとチャイルドマウスを作成し、子どもの安全を守るための方法を考える。事故防止対策の実例を調べる                 10)主要な健康問題への対応(がん・感染) 復習:がんおよび感染予防の援助の原則に基づき、家庭内での実施を確認する       11)家庭看護に必要な基本技術(1:家庭で測定可能な健康に関する測定項目の意義と方法)  復習:実際に測定(バイタルサイン、平衡検査など)          
12)家庭看護に必要な基本技術(2:身体の清潔) 復習:清潔の援助の原則に基づき、家庭内での実施を確認する 
13)家庭看護に必要な基本技術(3:食事の世話など) 復習:食事の世話の原則に基づき実施
14)家庭看護に必要な基本技術(4:服薬の世話など)  復習:服薬の世話の原則に基づき、家庭内での実施を確認する        
15)家庭看護に必要な基本技術(5:主要な症状とその危険性の見分け方、および看護)  復習:講義内容に基づき、家庭内での実施を確認する 読んでほしい文献:海棠尊「トリセツ・カラダ」、大久保昭行監修 「健康の地図帳」                                                    

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