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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 工学部機械工学科/総合工学科機械工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
工学部機械工学科
選択・必修 選択
学科選択
授業科目名 情報工学
じょうほうこうがく
Information Engineering
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-COMN-2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 月曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 鈴木 泰之(工学研究科機械工学専攻)

SUZUKI, Yasuyuki

学修の目的と方法

授業の概要 現在の情報関連はソフト面が強調され、接続に必要な配線やハード面がおろそかになっている。また、話題として取り上げられるものが現在使用されているソフトのみであって、ドッグイヤーとまで呼ばれているこの分野ではすぐに陳腐化してしまうものばかりである。本講義では、コンピュータの発達の話を中心にして、次世代を見据えた議論を行う。
学修の目的 工学部、特に機械工学分野の情報工学は、ワード、エクセル(R)などのいわゆる情報リテラシー教育では無く、もっとハード、ソフトの本質に近い部分の理解にあると考える。ドッグイヤーといわれる情報教育であるが、10年20年先でも通用する本質的な教育を目指す。
学修の到達目標 コンピュータを構成する論理素子に対する基本的知識、コンピュータの基本的アーキテクチャに対する理解。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
計算機利用の基礎
計算機アーキテクチャ、ネットワーク、インターフェイス
 個性に輝く技術者となるために、自らの短所を補い、長所を伸ばそうとする意欲と姿勢を持っている。【関心・意欲】【態度】
 社会性・国際性・倫理観:社会的・国際的に広い視野、先見性、倫理観を持つために、科学技術の果たす歴史的・社会的役割を理解している。【態度】
 コミュニケーション能力:自らの考えを日本語や英語で科学的・論理的に説明し、コミュニケーションすることができる。【技能・表現】
 工学基礎:工学の礎となる数学、自然科学、情報技術に関する基礎知識を持っており、これを使って議論できる。【知識・理解】
 機械工学専門:材料と構造、運動と振動、エネルギーと流れ、情報と計測・制御、設計と生産、機械とシステムなどの機械工学の主要専門分野に関する基礎知識を持ち、これを応用することができる。【知識・理解】
 デザイン能力・創造性:社会の要求をとらえたモノづくりのための創造力と設計技術の基礎を修得している。【思考・判断】
 実践的能力:機械の専門分野とともに、産業の環境負荷や生態系への影響、環境と人間に調和する機械の知能化など、環境-人間-機械の関係を総体的にとらえて、科学技術を応用することができる。【思考・判断】
 自主性:地球の将来を見据えて、自ら課題を設定し、計画・実行することができる。【関心・意欲】

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

考える力=60%,生きる力=40%

成績評価方法と基準 選択科目であるから、宿題レポートなどを加点するが、原則として期末試験の点数によります。点数/10を四捨五入して、最終成績6以上を合格とします。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 本年は、コンピュータで使用する16進法の計算演習を行い、データ処理のセンスを養う。
教科書 コンピュータシステム(志村正道 著 コロナ社)
参考書 コンピュータとは何だろうか(綾 皓二郎・藤井 龜 共著 森北出版株式会社)
よくわかる電子機械基礎(妹尾允史・鈴木泰之 共著 オーム社)
オフィスアワー 前期月曜日7,8限に機械棟2階鈴木泰之教官室にて対応。電子メールによる質問など歓迎
受講要件 できれば、高校の「情報」の教科書をもう一度復習しておいてください。また、その教科書を合わせて使用してください。
予め履修が望ましい科目 電子計算機プログラミング及び演習を履修していることが望ましい。
発展科目
その他 従来「電気電子回路」で行っていた論理素子の内容を情報工学で行います。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 計算機利用の基礎、計算機アーキテクチャ、ネットワーク、インターフェイス
Key Word(s) computer architecture, network, interface
学修内容 第1回 信号伝達法の進歩
第2回 コンピュータのハードウェアとは(ブール代数と論理)
第3回 コンピュータのハードウェアとは(半導体論理回路、フリップフロップ)
第4回 コンピュータのハードウェアとは(ROM,RAM,FPLA)
第5回 コンピュータのソフトウェアとは(Windowsについて)
第6回 コンピュータのソフトウェアとは(UNIXについて)
第7回 Intel 86系のアーキテクチャ(ハードウェアの構成と番地指定形式)
第8回 Intel 86系のアーキテクチャ(転送,演算,判断,分岐等具体的な命令の解説)
第9回 機械語とアッセンブラ言語
第10回 演算の速さ
第11回 ネットワークの発達
第12回 伝送路の話
第13回 TCP/IPについて
第14回 ソケットの考え方とIPngについて
第15回 まとめ
定期試験
事前・事後学修の内容

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