三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 工学部情報工学科/総合工学科情報工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
授業科目名 人工知能 I
じんこうちのう1
Artificial Intelligence
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-CMPS-2

ナンバリングコード一覧表はこちら

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 1, 2時限
開講場所

担当教員 浦尾 彰(非常勤講師)

URAO, Akira

学修の目的と方法

授業の概要 人工知能(Artificial Intelligence : AI)の中心的役割を果たしている知識工学,認知科学に関し,「機械の知」,「人間の知」という2つの観点から学び,現段階における人工知能の有用性と限界性を理解する.
学修の目的 人工知能の基本的な考え方やその基礎となる関連分野を幅広く学習することを目的とする。
学修の到達目標 探索・推論・学習のアルゴリズムなど人工知能の基礎をよく理解するとともに、新しい情報科学の展開を達観するために関連分野の基礎知識を得ることを目標とする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 情報工学の基礎知識を身につけ、科学技術が社会や自然環境に及ぼす影響を理解し、責任ある技術者として行動できる。【技術者倫理】
 情報工学科に関連する様々な分野に関心をもち、未知分野を理解するために、自主的、継続的に学習できる。【自主的継続的学習】
 世界に多様な考え方があることを学び、様々な立場の考えや意見を尊重し、多面的に物事を考えることができる。【多面的な思考能力】
 情報工学に関連する課題に対して、与えられた条件や期限を熟慮し、計画的に作業を進め、報告できる。【計画的な活動】
 専門分野の英語で書かれた文献について理解し、説明できる.また、学習や実験で得た知見を、論理的に記述し、的確に発表し、討議できる。【コミュニケーション能力】
 自然科学と情報技術に関する十分な知識を修得し、それらの知識を応用できる。【知識の修得と応用】
 与えられた問題に対し、修得した知識や技術を利用して、関連情報を収集し、解決手法を提案し、実現できる。【問題解決能力】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 評価は講義中に実施する小テスト、レポート、および定期試験によって行う。小テストとレポートの成績を総合得点(満点100)に算入し、総合得点が60%以上を合格とする。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 講義内容の理解を高めるために予習を必須とする。また、学生の学習意欲を高めるように、各回の学習内容の意義・目的を講義の始めに説明する。学生の理解度を考慮して、講義の内容や進め方を改善する。
教科書 なし。必要に応じてプリント等を配布する。
参考書 心を交わす人工知能 -言語・感情・倫理・ユーモア・常識-(荒木健治ほか著、森北出版)
知能の物語(中島秀之著、公立はこだて未来大学出版会)
AIは「心」を持てるのか(ジョージ・ザルカダキス著、日経BP社)
人工知能と人工生命の基礎(伊庭斉志、オーム社)
脳に宿る心(岡田直之著、オーム社)
感覚・知覚・認知の基礎(乾敏郎監修、オーム社)
イラストで学ぶ人工知能概論(谷口忠大著、講談社)
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目 離散数学
数理論理学
発展科目 人工知能 II
その他 各回の講義を受講するにあたって、予習および復習が必要。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 知能、記憶、フレーム問題、学習、探索、思考、ロボット、人工生命
Key Word(s)
学修内容 第1回 人工知能の概要,人工知能の応用分野
第2回 問題解決
第3回 探索法1:縦型探索と横型探索,発見的探索法
第4回 探索法2:最適解探索法と分岐限定法,Aアルゴリズム
第5回 プロダクションシステムとエキスパートシステム
第6回 ヒトの「知」
第7回 学習:古典的条件付けとオペラント条件付け
第8回 思考1:ヒトの思考
第9回 思考2:推論
第10回 思考3:意思決定
第11回 協同問題解決と熟達化
第12回 人工生命
第13回 ロボット
第14回 アンドロイドサイエンス
第15回 人工知能の最新研究
第16回 定期試験
事前・事後学修の内容 毎回必ず予習をして受講すること。また、関連する事柄を自分で調べて勉強すること。

Copyright (c) Mie University