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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 工学部建築学科/総合工学科建築学コース ・専門教育
共通
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
授業科目名 建築家職能論
けんちくかしょくのうろん
Architectural Profession and Ethics
単位数 1 単位
ナンバリングコード
EN-ARCH-2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 7, 8, 9, 10時限
同一の開講時間に建築生産Ⅱと交互(隔週)に開講する
開講場所

担当教員 加藤 彰一、富岡義人、○浅野 聡(工学部建築学科)、石川 幸雄、村田真(非常勤講師)

KATO,Akikazu Tomioka,Yoshito ○ASANO,Satoshi ISHIKAWA,Yukio MURATA,Makoto

学修の目的と方法

授業の概要 建築家は医師・弁護士と並んで職能的職業とされる。施主と建設業者の間にあって極めて高い規範が求められる。しかし、一方で建築生産の方法も経済的仕組みも大きく変わろうとしている。わが国と欧米の建築家制度を比較しながら、建築家・建築技術者の役割について解説するとともに、建築技術者、地域コミュニティや市民の立場からさまざまな話題を提供する。
学修の目的 建築家・建築技術者に期待される社会的責任、さらに建築界における立場などについて学習する。
学修の到達目標 わが国と欧米の建築家制度の学習によって建築家職能に関する知識を修得するとともに、建築家および建築技術者がもつべき倫理的態度について説明できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 文化や社会の発展について、歴史的に理解し、説明できる。地球的視点に立ち、文化や社会の多様性について理解し、説明できる。【広い分野】
 建築家あるいは建築技術者を対象とした技術者倫理に関する知識を持ち、説明できる。専門科目の演習を通じて、倫理的判断の態度を身につける。【技術者倫理】
 建築学の基礎となる数学・自然科学・情報技術の基礎知識を持ち、応用できる。計画・環境設備・構造・生産の専門知識を持ち、データを分析し、適切に説明できる。【専門的能力】
 論理的な記述能力、学習したことを発表、討論できる日本語能力を身につける。専門英語の基礎知識をもち、英語による基本的なコミュニケーション能力を身につける。【コミュニケーション能力】
 与えられた課題に対して、社会のニーズ、予想される問題を把握し、建築学的な解決策を設計できる。自発的で継続的な学習の方法と態度を身につける。設計製図などの演習を通じて、グループワークの方法と態度を身につける。【デザイン能力】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 成績評価はレポート(100点満点)の結果にもとづき、60点以上を合格とする。7割以上の出席のある学生を成績評価の対象とする。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 Moodleコースを開設し、資料の提供やコミュニケーションの促進に利用する。
教科書 特に指定しない。講義の際に資料を配付する。
参考書
オフィスアワー 窓口は浅野(asano@arch.mie-u.ac.jp)が担当する。在室時は随時対応し、電子メールによる受付も随時対応する。
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目 特になし
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 職能、建築家、建築技術者、技術者倫理
Key Word(s) Function, Architect, Construction engineer, Engineer ethics
学修内容 1.建築家の仕事:生活環境を造形する社会的責任(富岡)
2.建築家の仕事:契約書から見るその立場と役割(富岡)
3.建築家の仕事:建築設計にまつわる事故とその責任(富岡)
4.建築家職能の歴史・建築士制度と建築設計者の責任(加藤)
5.海外の建築家制度・海外の建築家職能における行動基準(加藤)
6.建築ジャーナリストからみた建築家・建築専門家の歴史(村田)
7.建築ジャーナリストからみた建築家・建築専門家の将来像(村田)
8.都市計画に参加するコミュニティ・アーキテクトの職能像(浅野)
9.レポート
事前・事後学修の内容 構造計算書や建材性能書などの偽装が発覚し、建築界の果たすべき社会的責任が問われている。各種メディアが伝える報道などに耳を傾ける努力をすること。

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