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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 工学研究科(博士前期課程)機械工学専攻 | |
領域 | 主領域 : B | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 熱工学特論 | |
ねつこうがくとくろん | ||
Thermal Engineering | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | EN-ENGY-5
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
火曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 廣田真史(工学研究科機械工学専攻) 浅野秀夫(機械工学専攻非常勤講師) |
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HIROTA, Masafumi ASANO, Hideo |
授業の概要 | 本講義では,エネルギー機器や環境機器において多くみられる相変化を伴う伝熱,単相流において複雑なせん断乱流における輸送現象に関する実験的手法や理論について学ぶ.また,こうした現象を有効に利用する手段であるヒートポンプシステムの理論と実際,および熱交換器の理論と実際について,最新の内容を講義する. |
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学修の目的 | 気液二相流の流動特性,液体の沸騰熱伝達,単相流における乱流輸送現象に関する基礎的理論を理解し,実際の熱機器とくにヒートポンプの効率計算や熱交換器の設計にある程度応用できるようになる. |
学修の到達目標 | ・液体と気体間の相変化を伴う熱伝達における熱伝達率を算出することが出来る. ・乱流輸送現象に関する測定手法の原理を学ぶとともに,理論についても原理を理解しモデルの構成を理解出来る. ・熱交換器の基本設計に関する計算手法を身につけることが出来る. ・ヒートポンプの効率を計算し,省エネ性について考察することが出来る. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | レポート100%.3回以上欠席した場合には単位を与えない. |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
キャリア教育の要素を加えた授業 |
授業改善の工夫 | 最先端の話題や企業における実際の設計への応用例についても講義する. |
教科書 | 特に指定しない.板書とプリントによる講義を行う. |
参考書 | |
オフィスアワー | 授業終了後など,質問などに関しては随時受け付ける. 機械棟3階廣田教授室. |
受講要件 | 特にない. |
予め履修が望ましい科目 | 熱工学,流体工学,エネルギー変換工学,輸送現象論. |
発展科目 | |
その他 |
英語対応授業である。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 伝熱,相変化,蒸気線図,沸騰,凝縮,気液二相流,強制対流,乱流熱物質輸送,乱流モデル,熱交換器,ヒートポンプ |
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Key Word(s) | Heat transfer, Phase change, Vapor diagram, Boiling, Condensation, Gas-liquid flow, Forced convection heat transfer, Turbulent heat and mass transfer, Turbulent model, Heat exchanger, Heat pump |
学修内容 | 講義の初回に学習内容を提示する. 第1回~第5回 気液二相流と相変化を伴う伝熱 第6回~第8回 乱流輸送現象の実験手法とモデル化 第9回~第10回 CFDを用いた熱機器の開発 第11回~第13回 ヒートポンプシステム 第14回~第15回 熱交換器 |
事前・事後学修の内容 | 熱力学,流体力学,伝熱工学,エネルギー変換工学の履修を前提とするため,授業を受ける前に十分復習しておいてほしい. 各テーマごとに演習を実施し,レポートを課す. |