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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 工学部情報工学科/総合工学科情報工学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 集積回路工学 | |
しゅうせきかいろこうがく | ||
Integrated Circuit Engineering | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | EN-EBSC-3
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
水曜日 1, 2, 3, 4時限 6月~7月,2コマ連続で開講する. |
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開講場所 | ||
担当教員 | 磯 直行(非常勤講師) | |
ISO, Naoyuki |
授業の概要 | 集積回路はパソコン等のOA機器だけでなく,携帯電話,デジタルカメラ,テレビ,エアコン等,多くの家電製品で使用されており,産業界ではこれらの設計をできる人材の育成が求められている.そこで本講義では,MOSトランジスタの動作原理だけでなく,情報工学科出身の学生が会社等で実際に集積回路を設計する上で必要となる知識を習得する. |
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学修の目的 | ・集積回路の動作原理を理解する. ・集積回路を設計する上で必要となる回路に関する知識,製造プロセスに関する知識を習得する. ・近年のプロセス微細化に伴うムーアの法則の崩壊,消費電力増大の問題を理解し,将来的にそれらの問題に立ち向かえる基礎知識を身につける. |
学修の到達目標 | ・MOSトランジスタやCMOS回路について学習することで,今までブラックボックスとして扱っていた集積回路の動作原理を理解する. ・「論理設計」で学習したANDやNOT,D-FF等がどのような回路で実現されているか理解し,設計できるようになる. ・集積回路の設計・製造手法について理解する. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 課題(30点),試験(70点)の総計100点で評価を行い,総計点数を10で割った値を四捨五入して最終成績とし,最終成績が6以上のものを合格とする. |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 講義資料を事前にWEB上で公開し,学生が予習できるようにする.また,授業の初めに前回の講義内容を簡単に復習し,その週の講義内容を理解しやすくする. 講義のみではなく,簡単な演習を取り入れることで,実際のLSI設計の一部を経験し,より深い理解を目指している. |
教科書 | なし(授業資料をPDFで配布) |
参考書 | LSI入門(寺井秀一・福井正博著、森北出版) |
オフィスアワー | |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 論理設計,電子回路,計算機アーキテクチャ |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 集積回路,LSI,ハードウェア設計 |
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Key Word(s) | |
学修内容 | 第1回 集積回路とは? 第2回 半導体ダイオードとトランジスタ 第3回 エネルギー帯とフェルミレベル 第4回 ダイオードにおけるエネルギー準位 第5回 トランジスタにおけるエネルギー準位 第6回 MOSトランジスタ 第7回 MOSトランジスタの動作 第8回 CMOS論理回路 第9回 CMOS論理回路の消費電力 第10回 CMOS論理回路のレイアウト 第11~12回 CMOS論理回路のレイアウト演習 第13回 集積回路の設計,製造,テスト 第14回 SoCとシステムLSI 第15回 レイアウト設計(フロアプラン,配置,配線) 第16回 定期試験 |
事前・事後学修の内容 | 第1~7回受講前に論理回路の教科書を読み直し,AND,OR等の基本的な論理ゲートやD-FF(Flip FLop)の動作を復習しておく. 第8~9回受講前に電気回路の基本的な事項(オームの法則,抵抗・コンデンサの機能程度)を復習しておく. |