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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 医学系研究科(修士課程)医科学専攻
受講対象学生
選択・必修
授業科目名 人体機能学
じんたいきのうがく
Human Physiology
単位数 2 単位
ナンバリングコード

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 11, 12時限
開講場所

担当教員 山崎英俊,山根利之,彦坂茉里(幹細胞発生学)
稲垣昌樹,笠原広介,山川大史(分子生理学)
非常勤講師:浅原俊弘,後藤英仁

学修の目的と方法

授業の概要 本講義の目的は、生理学、生化学、発生学、免疫学的観点から生命維持、恒常性の維持機構等、人体の正常機能を理解することである。
本講義は、人体構造学の講義と関連付けて、各臓器、各器官レベルの正常維持機構を理解することを目指す。
学修の目的
学修の到達目標 医科学修士課程で経験するいろいろな生命科学研究、疾病研究への基本的な事項の習得を目指している。自分の専門領域にとらわれず、人体の臓器系の機能を全体的な視野でつかめるようになって下さい。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 教官によっては小テストを課するものもあるが、原則は出席と授業中の態度等による。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 毎年アンケートを参考にして、出来ることから改善を心がけています。
教科書 授業は原則各教官が用意したプリント、およびスライド供覧による。参考書としては、標準生理学(医学書院)、ギャノング生理学(丸善)など、少し本格的な教科書を持って欲しいと思うが、全体的な概念を掴むためには、シンプル生理学(南江堂)なども役に立つ。
発生学の参考書としては、Gilbert,S.F.:Developmental Biology、ラングマン人体発生学((Sadler,T.W.:Langman's Medical Embriology)、広い知識を身につけるためには、Albert B. et al.:Molecular Biology of The Cellを推薦する。
参考書
オフィスアワー 担当教官は、幹細胞発生学(先端医科学教育研究棟 4階)分子生理学(先端医科学教育研究棟3階)に属しているので各研究分野のホームページなどを参考にして都合を問い合わせて来室して下さい。
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 関連科目としては、人体構造学、血液学、発生学、組織学などの講義・知識と関連させて理解することが望まれる。
発展科目 生命医科学研究のそれぞれの専門領域での知識習得の基礎となると考えられる。
その他 専門用語は、英語も含めて理解するように心掛けて下さい。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 人体機能の基礎、生理学、植物機能、動物機能、再生医学、神経科学、発生、幹細胞、分子生理学、細胞生理学
Key Word(s)
学修内容 講義はオムニバス形式で行われる。

4月11日(木)11・12限 山崎英俊  胚葉分化と器官形成1
4月18日(木)11・12限 山根利之  血液
4月25日(木)11・12限 山崎英俊  胚葉分化と器官形成2
5月16日(木)11・12限 山根利之  生殖機能
5月23日(木)11・12限 彦坂茉里  免疫1
5月30日(木)11・12限 彦坂茉里  免疫2
6月 6日(木)11・12限 浅原俊弘(非常勤) 自律神経
6月13日(木)11・12限 後藤英仁(非常勤) 蛋白質リン酸化酵素(キナーゼ)について・細胞内情報伝達
6月20日(木)11・12限 稲垣昌樹  1次線毛と病気
6月27日(木)11・12限 稲垣昌樹  がん化と老化
7月 4日(木)11・12限 笠原広介  細胞周期1
7月11日(木)11・12限 笠原広介  細胞周期2
7月18日(木)11・12限 山川大史  細胞骨格1
7月25日(木)11・12限 山川大史  細胞骨格2
  
事前・事後学修の内容 医学生物学関連のテーマに関して、その基本的な構造・機能がある程度思い浮かぶように、人体の各臓器・器官系を理解するのを目的としている。

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