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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 人文地理学A
じんぶんちりがくえー
Human Geography A
授業テーマ 都市地理学入門
単位数 2 単位
ナンバリングコード
LIGEOG1

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
分野 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開講学期

前期

開講時間 月曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 安食 和宏(人文学部)

AJIKI, Kazuhiro

学修の目的と方法

授業の概要 地域の科学としての地理学の視点を用いて、現代社会を分析的に理解するために、日本の都市の特徴について学習する。三重県を初めとして、できるだけ身近な具体例を取り上げて、授業を進める。
学修の目的 都市地理学の基本知識と理論を身につける。そして、現実の都市構造や都市問題について、適切なデータを用いて具体的に説明できるようになる。
学修の到達目標 都市地理学的なものの見方を学び、身近な都市の仕組みについて論理的に考えることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 平常点(20%)とレポート(20%)と試験(60%)の総合評価。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 教科書は用いない。授業の時に資料を配付する。
参考書 参考文献は、授業時間内に適宜指示する。
オフィスアワー 質問は随時受け付ける。
受講要件 野外実習を行うので、歩くのが苦にならない学生、路上観察が好きな学生の受講が望ましい。
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目 特になし
その他 授業の一部として、休日を利用した津市内実習(日帰り、徒歩)を行う。特別の理由がない限り、これへの参加は必修である。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 都市地理学、日本の都市
Key Word(s) urban geography, cities in Japan
学修内容 授業計画は以下の通り。「 」は授業で取り上げるトピックスの一例を示す。

第1回 授業のガイダンス
第2回 都市の範囲、都市の分布 「なぜ、名古屋-四日市、名古屋-岐阜、名古屋-岡崎、岡崎-豊橋の距離が大体同じなのか?」
第3回 都市の順位・規模、都市機能 「なぜ、県庁のある津よりも四日市の方が大都市なのか?」 「なぜ、桑名・四日市・鈴鹿・津・松阪・伊勢が共存できるのか?」
第4回-5回 都市の内部構造 「名古屋の中でステイタスの高い(低い)人々はどこに住んでいるのか?」「なぜ、阪急・阪神・南海・京阪沿線地域でそれぞれ性格が違うのか?」
第6回 商店街の構造 「なぜ、津市の商店街には活気がないのか?なぜ、スーパーがよく廃業するのか?」「名古屋の繁華街の特殊性は何か?」
第7回 津市の歴史と現状(講義の順番が入れ替わる可能性あり)
第8回-9回 都市の階層 「なぜ、名古屋は大阪に匹敵できないのか?」「なぜ、奈良・大津・福井・富山市(県庁所在都市)の人口規模が大体同じなのか?」
第10回 都市システム 「三重は名古屋圏か?大阪圏か?」
第11回 頭の中の都市(イメージ)
第12回 アジアの都市
第13回-15回 (津市内実習で代替する)
事前・事後学修の内容 市内実習ではレポート提出が求められる。

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