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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教育学部・人間発達科学に関する専門科目(D類)
科目名 日本語教育コース専門科目
にほんごきょういくこーすせんもんかもく
受講対象学生 教育学部, D 類

期生
天津師範大生
卒業要件の種別 選択必修
授業科目名 日本語学講義方言・語史Ⅱ
にほんごがくこうぎほうげん・ごし に
Japanese DialectsⅡ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
ED-JLIN-2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 7, 8時限
開講場所

担当教員 余 健(教育学部)

Yo,Ken

yeoken@edu.mie-u.ac.jp

学修の目的と方法

授業の概要 現代敬語を中心に待遇表現としての敬語の特質を幅広い観点(文法的、社会言語学的等)から捉える。又具体的な事例を通して、学校教育や就職活動等で直面する問題も検討する。
学修の目的 待遇表現の枠組みと敬語史の変遷から、「語形・機能・適用の範囲」の観点に基づき、これまでの敬語3分類と新しい5分類とにおける特徴と問題点を理解し、説明できること。
学修の到達目標 敬語の長所・短所を理解し、良識のある教員や社会人として適切な敬語を使用していけるようになること。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業に対する姿勢・コメントの内容(30%)、出席(30%)、レポート(40%)、計100%。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL

特色ある教育

キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 毎回、授業内容についての疑問点等のコメント用紙を提出してもらいます。受講生からの授業内容に対する個別の疑問点については、全受講生に共有される形で次回の授業で取り上げられるられるように努めます。
教科書 プリントを配布する。
参考書 菊池康人(1997)『敬語』講談社学術文庫
菊池康人(1997)『敬語再入門』丸善ライブリー
オフィスアワー 毎週火曜日(12:20~13:00)、場所:余研究室(yeoken@edu.mie-u.ac.jp)
受講要件
予め履修が望ましい科目 日本語学概説
発展科目 日本語学関係の講義や演習
 
その他 受講生自身でも、授業内容の疑問点について次週までに確認して授業に臨んでください。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 敬語概説
Key Word(s) Sociolinguistics
学修内容 1. 待遇表現とは
2. 待遇表現選択までのモデル(使い分けに関わる要因)
3. 敬語の定義
4. いわゆる尊敬語
5. いわゆる謙譲語
6. いわゆる丁寧語
7. 各地の特色(三重・京都・北陸の状況、地域差)
8. 変化の方向性(敬語の光と影)
9. 敬語研究の調査法(全集落調査、自然談話)
10.敬語に関するいくつかのトピックス(二重敬語・過剰敬語等)
11.相対敬語と絶対敬語
12.敬語の人称暗示機能
13.敬語3分類の問題点1(丁寧語と美化語)
14.敬語3分類の問題点2(2種類の謙譲語)
15.敬語の指針(答申案)の問題点
事前・事後学修の内容 授業内で説明します。
授業前までに、敬語の指針(答申案)が掲載されている以下のサイトで、従来の敬語3分類と大きく変わった点を確認しておいてください。http://www.bunka.go.jp/1osirase/pdf/keigo_sisin_houkokuan.pdf

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