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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 医学系研究科(修士課程・博士前期課程)看護学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 必修
授業科目名 老年看護学対象論 Ⅰ
ろうねんかんごがくたいしょうろん いち
Theoretical Basis of Gerontological Nursing Ⅰ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
MD-N GER 4

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間
開講場所

担当教員 磯和勅子(医学部看護学科)、平松万由子(医学部看護学科)

ISOWA,Tokiko HIRAMATU,Mayuko

学修の目的と方法

授業の概要 老年看護学の対象の全人的理解と高齢者の健康に関連する環境の理解を多面的に進めるための理論・知識・技術を学び、高齢者の健康状態を総合的にアセスメントし、健康支援の方針を導き出す能力を養う。老化の影響による健康状態の変化を理解すると共に、自己のもつ老年観について考察する。
学修の目的 超高齢社会の進展を背景とした老年看護学の機能を総合的に理解する。
老化がもたらす高齢者の健康への影響を多面的に理解する。
高齢者の全人的理解の視点が明確になる。
高齢者の健康維持・増進と日常生活の関連について理解する。
高齢者の環境と健康との関連について理解する。
高齢者の家族関係を多面的に理解する。
高齢者看護における倫理的配慮、人権擁護について理解する。
学修の到達目標 超高齢社会の進展を背景とした老年看護学の機能を総合的に理解できる。
老化がもたらす高齢者の健康への影響を多面的に理解できる。
高齢者の全人的理解の視点を理解できる。
高齢者の健康維持・増進と日常生活の関連について理解できる。
高齢者の環境と健康との関連について理解できる。
高齢者の家族関係を多面的に理解できる。
高齢者看護における倫理的配慮、人権擁護について理解できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポート、討論準備・参加、出席などから総合的に判断する。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 高齢者を多面的、総合的に理解できるように院生が主体的に学び、発表し、討論する場とする。
教科書
参考書
オフィスアワー 毎週木曜日(12:00~13:00) 
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 老年看護学対象論Ⅱ、高齢者ケアシステム論Ⅰ・Ⅱ、老年看護学援助論Ⅰ・Ⅱ
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 高齢者の全人的理解 老化の影響による健康状態の変化 高齢者のヘルスアセスメント 高齢者の総合的機能評価の方法 高齢者の健康支援の理論と実際 家族の理解 倫理的配慮・人権擁護
Key Word(s)
学修内容 1.老年期の理解
①老化・加齢の理論と看護(1)
老化とは?、老化の定義、老化学説・老化仮説
②老化・加齢の理論と看護(2)
身体的変化、心理的変化、老性自覚、老年観
③老化・加齢の理論と看護(3)
発達学的変化、社会的変化、コーピング・適応理論
2.老年看護学の理念と諸理論
④老年看護の定義と目標
老年看護の対象、老年看護の特徴、老年看護学の発展
⑤老年看護に活用できる諸理論とケアモデル
3.高齢者の機能評価とアセスメント
⑥高齢者のヘルスアセスメントの特徴と方法(1)
身体的機能評価、老年症候群
⑦高齢者のヘルスアセスメントの特徴と方法(2)
心理・精神的機能評価、高齢者総合機能評価(CGA)
⑧高齢者のヘルスアセスメントの特徴と方法(3)
生活機能評価、国際生活機能分類(ICF)
⑨高齢者のヘルスアセスメントの特徴と方法(4)
環境の多面的評価
4.高齢者のリスクマネジメント
⑩高齢者に生じやすい医療事故と実態、高齢者特有のリスク要因
⑪災害時における高齢者のリスク、災害時要援護者と災害看護
5.老年看護における倫理的課題
⑫高齢者看護における倫理的課題(1)
高齢社会における倫理的課題とその背景、権利擁護のための制度
⑬高齢者看護における倫理的課題(2)
身体拘束、虐待、終末期医療、意思決定
6.高齢者ケアとEBN
⑭高齢者看護に関するEBN(1)
質的研究の文献検索、質的研究の動向
⑮高齢者看護に関するEBN(2)
量的研究の文献検索、量的研究の動向
事前・事後学修の内容 高齢者の全人的理解と総合的なヘルスアセスメントを、看護の実践の場にどのように活用していくのかの視点をもって幅広く学ぶ 自己の持つ老年観、社会のもつ老年観について理解する

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