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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 工学部電気電子工学科/総合工学科電気電子工学コース ・基礎教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 確率・統計及び演習
かくりつ・とうけいおよびえんしゅう
Probability and Statistics, and Exercise
単位数 1.5 単位
ナンバリングコード
EN-ELEC-2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目     
開講学期

前期

開講時間 水曜日 7, 8時限
開講場所 工学部20番教室

担当教員 弓場井 一裕(工学部電気電子工学科)

YUBAI, Kazuhiro

学修の目的と方法

授業の概要 偶然現象(確率的な現象)を記述・解析する際に必要となる数学の基礎について学ぶとともに,確率的な現象の捉え方・考え方を体得することを目的とする。また,実験で得られたデータを処理する際に使われる統計的な手法の基礎について学ぶ。
学修の目的
学修の到達目標 確率の数学的扱い方を習得させ,統計の基本知識を習得させる。

★学習・教育目標:「多面的思考能力」,「基礎・専門知識」に関する能力を向上させる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
学習教育目標との関連(達成度点検シートの重み):(A)多面的思考能力(0.3),(c)基礎・専門知識(0.7)
 多面的な思考能力と素養:日本や世界各国の種々の時代や地域には、多様な考え方が存在していることを学び、様々な立場から互いの意見を尊重して相互に理解できる。【認知的領域】
 技術者倫理:電気電子工学の基礎知識を身につけ、科学技術が社会や自然環境に及ぼす影響を理解し、責任ある技術者として行動できる。【情意的領域】
 基礎知識と専門知識:数学、自然科学、情報技術、並びに電気電子工学に関する基礎及び専門知識を修得し、それらの知識を応用できる。【認知的領域】
 デザイン能力・ものづくり能力:電気電子工学の基礎と専門知識を基にして、関連した情報の収集を図り、課題を解決する手法を提案でき、それに基づいて「ものづくり」を行える。【技能表現領域】
 コミュニケーション能力:実験した内容や考察した内容、調査した内容を図、表等を利用して文書により表現し、他人に説明できる能力、討論を行える。専門とする分野の英語で書かれた文献について理解し、説明できる。【技能表現領域】
 自主的継続的学習能力:電気電子工学に関連する種々の分野に関心を持ち、未知な分野が広がっていることを感じて、自主的、継続的な学習が必要であることを認識できる。【情意的領域】
 制約下での仕事の推進・統括:電気電子工学分野の基礎に関する与えられた課題または自ら設定した課題について、計画的に物事を進め、期限までにまとめて報告書を提出できる。【認知的領域】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 演習レポート(20%),中間試験(40%),期末試験(40%)の計100%(各項目5割以上取得し,合計が60%以上で合格)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 TA(ティーチングアシスタント)によるレポートのきめ細かなチェックを行って,理解程度の把握と向上に努めている。また,eラーニングシステムMoodleに授業計画や演習問題を載せてあり,学生の利用の便宜を図っている。ある特定の関数に関する微分・積分を多用するため,数学的準備として1回時間を割いて理解を深めさせる。
教科書 確率・統計(薩摩順吉,岩波書店)
参考書 確率統計キャンパス・ゼミ(馬場敬之,久池井茂著,マセマ出版社)
オフィスアワー オフィスアワー:毎週木曜日13:30~18:00
場所:電気電子棟2F 1206室
受講要件
予め履修が望ましい科目 基礎微分積分学Ⅰ・Ⅱ
発展科目 情報理論,基礎実験,応用実験
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 確率,統計,期待値,分散,確率分布,検定
Key Word(s) Probability, Statistics, Expectation value, Variance, Probability distribution, test
学修内容 第1回 確率とは何か? 確率・統計をなぜ学ぶか? 第2章: 確率の定義,確率の性質
第2回 数学的準備
第3回 条件付確率,ベイズの定理
第4回 第3章:確率変数と確率分布関数,期待値(平均)と分散
第5回 期待値と分散(つづき), チェビシェフの不等式
第6回 モーメントと変数変換,モーメント母関数
第7回 モーメント母関数(つづき),多変数の場合,共分散と相関係数
第8回 中間試験
第9回 第4章: 主な分布, 2項分布,大数の法則,ポアソン分布,
第10回 (多項分布,超幾何分布,)中心極限定理と正規分布
第11回 正規分布(つづき),2項分布,正規分布を中心として練習問題の解説
第12回 5章: 標本と統計量の分布,母集団と標本,標本の整理,標本平均,標本分散
第13回 統計量の性質,標本平均の期待値と分散,標本分散の期待値,正規母集団
第14回 正規母集団に対する標本分布,χ2分布,F分布,t分布
第15回 第6章:推定と検定
第16回 期末試験
事前・事後学修の内容 教科書に沿って授業が行われるので,各回の該当箇所の予習復習をしておくとともに,演習レポート課題に取り組む。

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