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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 工学部物理工学科 ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
選択科目
授業科目名 トライボロジー
とらいぼろじー
Tribology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-MECH-3

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 中村裕一(工学部物理工学科)

NAKAMURA yuichi

学修の目的と方法

授業の概要 機械はその構成要素の相対運動により機能を発揮するが,トライボロジー(摩擦学)とはその相対面間の摩擦,摩耗,潤滑に関する学問であり,この講義では機械の設計および保守管理に考慮すべき摩擦,摩耗の種類,機構および潤滑理論を修学することをねらいとする
学修の目的 摩擦,摩耗を少なくし潤滑理論を取り入れた機械の設計および機械で摩擦,摩耗の問題が起こったときその現象を理解し解決する方針を立てる能力を身につける.
学修の到達目標 機械の設計および保守管理に考慮すべき摩擦,摩耗の種類,機構および潤滑理論を修学する
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 理学としての物理学および工学の根幹である機械・電気電子工学を基盤とした物理工学の基礎となる数理リテラシーを修得している。【汎用的技能】
 物理学、機械・電気電子工学に関する基本的な専門知識を修得している。【知識・理解】
 物理工学に関する諸問題や課題等について論理的に考え、その考えを説明することができる。【理解・思考・判断】
 各種の産業活動に関心を持ち、自らの社会貢献ついて考えることができる。【関心・意欲・態度】
 自らが取り組んだ課題やその解決方法について論理的に纏め、発表できる。【技能・表現】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 定期試験80%,2回の提出レポート(小テストに相当)および授業中の態度(レポートは期限内で不備のない場合のみ満点)の合計を20%,計100%(全回出席が前提)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業中の質疑,レポートなどから理解度を判定し,理解が不十分な点については補足説明する.
教科書 教科書:図解 トライボロジー(村木正芳,日刊工業新聞社)資料およびビデオ(ただし教科書にない内容,とばす箇所もあるのでノートをしっかりとること)
参考書 参考書:トライボロジー入門(岡本純三他2名,幸書房),トライボロジー(山本・兼田,理工学社),トライボロジー辞典(日本トライボロジー学会編,養賢堂), 自動車のトライボロジー(自動車技術会編,養賢堂)
オフィスアワー 質問には第2合同棟(物理棟)4階6406室で対応する.電子メールによる質問も可,E-mail: nakamura.yuichi@mie-u.ac.jp
受講要件 機械関係の基礎科目を履修しておくこと
予め履修が望ましい科目 機械設計基礎および製図演習,機械設計製図,流体力学,材料力学
発展科目 トライボロジー特論(大学院授業)
その他 教科書は初回授業までに生協で購入しておくこと.教室の座席は2回以降初回の席に着席のこと.

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 機械,摩擦,摩耗,潤滑
Key Word(s) machine, wear, friction, lubrication
学修内容 第1回 トライボロジー(摩擦学)とは?
第2回 固体表面・接触とヘルツの接触理論
第3回 摩擦
第4回 境界潤滑
第5回 摩耗
第6回 粘性
第7回 潤滑油
第8回 グリースと固体潤滑剤
第9回 トライボロジーの基礎に関するビデオ
第10回 流体潤滑理論
第11回 すべり軸受の流体潤滑理論
第12回 弾性流体潤滑理論
第13回 トラクションドライブ
第14回 家電,情報機器のトライボロジー
第15回 自動車のトライボロジー
第16回 定期試験
事前・事後学修の内容 授業のはじめに前回授業に関する質問時間があるので答えられるように復習する.
また復習のための問題を出題して,当てた人に黒板に答えを書いてもらうので各自答え合わせをする.

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