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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
生物圏生命化学科・全教育コース 学部(学士課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 必修 学科必修 |
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授業科目名 | 細胞生物学 | |
さいぼうせいぶつがく | ||
Cell Biology | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BO-BIOL-1
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | ||
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
火曜日 1, 2時限 |
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開講場所 | 生物資源学部大講義室 | |
担当教員 | ○古丸明(生物圏生命科学科), 苅田修一(生物圏生命科学科),岡垣壮(生物圏生命科学科) | |
○KOMARU, Akira, KARITA, Shuichi, OKAGAKI, Tsuyoshi |
授業の概要 | 本講義では, 細胞膜, 遺伝子発現, 細胞骨格, 細胞分裂, 細胞周期,細胞内の情報伝達など, 細胞の営みを分子レベルで解説する. 生物の営みを細胞, 分子レベルで理解し, 細胞機能に関する基礎知識を得る. |
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学修の目的 | 生命現象を理解するために, すべての生物の基本単位である細胞の機能を理解する. 細胞膜の動態、遺伝子からタンパク質への物質の流れ、さらに細胞骨格の特徴と機能について知識を深める。細胞周期の概要とそれを制御する因子について理解する。さらに細胞内の情報伝達や細胞の作る社会や、癌細胞について理解を深める. |
学修の到達目標 | 生物の営みを細胞, 分子レベルで理解し, 細胞機能に関する基礎知識を得る |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 期末試験100% 3人の教員がそれぞれ問題を出題する。3枚の合計点が60%以上を合格とする。ただし1回〜5回の内容(苅田分)については第6回目の授業中に試験をおこなう。6回〜10回の内容(古丸分)については第11回目の授業中に試験をおこなう。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 |
授業改善の工夫 | |
教科書 | Essential細胞生物学(B.Albertsら著, 中村桂子、松原謙一監訳, 南江堂) 原書第4版 |
参考書 | |
オフィスアワー | 講義日17:50−(古丸530, 苅田439, 岡垣734) |
受講要件 | 特になし. ただし教科書を必ず購入すること。教科書にそって進めていきます。予習復習をしないと理解が難しいと思います。また一番新しい版の教科書で学習すること。講義で用いる図版の頁数が微妙に異なっておりますので、最新版にあわせております。 |
予め履修が望ましい科目 | 特になし |
発展科目 | 特になし |
その他 | 教員免許・各種資格取得に関連した科目(高校教諭一種理科) |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 細胞膜, 細胞内情報伝達, 細胞骨格, 遺伝子発現, 細胞分裂, 細胞周期,癌 |
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Key Word(s) | cell membrane, signal transduction, cytoskeleton, gene expression, mitosis, cell cycle, cancer |
学修内容 | 第1回 細胞とは(1章) 第2回 膜の構造 (11章) 第3回 膜輸送 (12章) 第4回 膜によるエネルギー生産 (13章,14章) 第5回 DNAからタンパク質へ (7章) (第1回〜第5回苅田担当) 第6回 細胞骨格(1):中間径フィラメント, 微小管 (17章) 第7回 細胞骨格(2):モータータンパク, アクチン, 筋収縮 (17章) 第8回 細胞分裂の概要(18章) 第9回 細胞分裂を制御する仕組み(MPFとは)(18章) 第10回 体細胞分裂と減数分裂(19章) (第6回〜第10回 古丸担当) 第11回 細胞内区画と細胞内輸送:エクソサイトーシスとエンドサイトーシス (15章) 第12回 細胞外から細胞内への情報伝達:受容体と信号伝達, セカンドメッセンジャー(cAMP, Ca2+イオン, IP3) (16章) 第13回 細胞内における情報伝達:GTP結合タンパク質,タンパク質の多重リン酸化反応 (16章) 第14回 細胞のつくる社会組織:細胞接着,細胞外マトリックス (20章) 第15回 がん:良性腫瘍と悪性腫瘍, がん原遺伝子,がん抑制遺伝子,血管新生 (20章) (第11回〜第15回 岡垣担当) |
事前・事後学修の内容 | テキストを必ず購入して毎回、復習すること。授業のみでは十分に内容を深く理解することは難しい。理解の一助にするためレジメを配布するが、それはあくまでも教科書の補助手段としてである。 |