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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教育学部・教職に関する科目
科目名 中学校の教科教育法
ちゅうがっこうのきょうかきょういくほう
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 3年次
-69 期生
卒業要件の種別 必修
AⅡ類の社会科教育コースの学生は必修
授業科目名 社会科教育法Ⅰb
しゃかいかきょういくほういちびー
Methodology of Social Studies EducationⅠb
単位数 2 単位
ナンバリングコード
ED-EDUC-3

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 永田 成文(三重大学教育学部)

NAGATA,Shigefumi

学修の目的と方法

授業の概要 地理的分野と歴史的分野を中心とした中学校社会科教育はどのような目的で,どのような内容があり,どのような方法がなされているのかをつかむ。また,教育現場における歴史的分野のモデル授業を分析し,授業案を構想する。
学修の目的 中学校の地理的分野と歴史的分野の目的・内容・方法をつかみ,どのようなことに心がけて歴史的分野の授業案を構想していけばよいのかをつかむ。
学修の到達目標 ①中学校社会科歴史的分野の目標・内容・方法について理解する。
②中学校社会科歴史的分野を事例として,学習評価について理解する。
③歴史的認識,公民的資質の育成の側面から授業を分析・評価できる。
④歴史的認識を通して公民的資質を育成する単元を構想できる。
⑤知識・技能,思考力・判断力・表現力,学びに向かう力を意識した本時計画を作成できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

中学校社会科教育の授業を考え,話し合っていく。

成績評価方法と基準 「参加態度(出席)」= 25%,「提出物」= 25%,「指導案」= 25%,「テスト」= 25%
それぞれ とても到達できた4 ほぼ到達できた3 一部到達できた2
 ほとんど到達できなかった1 の4段階で評価する。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 毎年,一部の内容を変更していく。アンケートをとり,講義の内容について学生の意見から取り入れることが可能な部分を改善する。
教科書 魚住・山根ほか編『新版 21世紀社会科への招待』学術図書出版(購入)
中学校学習指導要領解説社会編(購入)
※それぞれ社会科教育法Ⅱbでも使用予定
参考書
オフィスアワー 毎週木曜日13:00~14:00
教養教育1号館3F社会科教育第2研究室
受講要件 3年生以上に限定する。社会科教育コース以外の学生は,社会科の専門科目を6単位以上取得しておくこと(10単位以上が望ましい)。第一回目の授業で調査する。
予め履修が望ましい科目 社会教材研究
発展科目 地理歴史科教育法
その他 地理的分野と歴史的分野を対象とし,Ⅰbでは歴史的分野を中心に行います。Ⅰa(地理的分野中心)とⅠb(歴史的分野中心)は隔年開講です。社会科教育法Ⅱa (公民的分野政治) or Ⅱb (公民的分野経済)までを連続してとること。毎回出席 ◎連続3回・通算5回欠で単位不認定

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 中学校社会科教育,理論,歴史的分野,地理的分野,実践と構想
Key Word(s) Junior high school social-studies education, Theory, Field of History, Field of Geography, Practice and design
学修内容 第1回  中学校社会科の歴史(歴史的分野を中心に)
第2回  中学校社会科の評価方法 (歴史的分野の問題を事例として)
第3回  中学校社会科教育の目標(高等学校地理歴史科との比較)
第4回  中学校社会科教育の内容構成(高等学校地理歴史科との比較)
第5回  中学校社会科歴史的分野の目標
第6回  中学校社会科歴史的分野の内容
第7回  中学校社会科歴史的分野の方法
第8回  中学校社会科歴史的分野の実践事例分析Ⅰ 「古代・中世」
第9回  中学校社会科歴史的分野の実践事例分析Ⅱ 「近世・近代」
第10回 中学校社会科歴史的分野の実践事例分析Ⅲ 「現代」
第11回 単元構想(歴史的分野)
第12回 本時指導案構想(歴史的分野)
第13回 本時指導案作成(歴史的分野)
第14回 本時模擬授業実施(歴史的分野)
第15回 授業の評価と改善(歴史的分野) 
事前・事後学修の内容 基本的に講義中にやれなかったプリントの残りなどを次の時間までに行う。グループで設定した単元の本時の指導案を提出する。

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