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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・英語
科目名 英米文学
えいべいぶんがく
English and American Literature
受講対象学生 教育学部, A 類
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 3年次, 4年次
~69 期生
この授業科目の標準履修学年は3年次です。
卒業要件の種別 必修
授業科目名 英米文学ゼミナール Ⅰ(詩・劇)
えいべいぶんがくぜみなーる いち (し・げき)
Seminar in English and American Literature I (Poetry / Drama)
単位数 2 単位
ナンバリングコード
ED-ELIT-3

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 5, 6時限
開講場所 教育学部専門1号館3階(英語科第1演習室)

担当教員 宮地信弘(教育学部英語教育講座)

Nobuhiro Miyachi

学修の目的と方法

授業の概要 イギリス・ルネサンス期の詩を精読し、ルネサンス期の精神とその詩的世界の特質について考える。
学修の目的 1)英詩の韻律法について理解を深める。
2)英国ルネサンス期の英詩を読み、ルネサンス期の精神や英詩の技法について学ぶ。
3)文学作品を英語原文で読み、英語読解力の向上を図る。
4)英語でレポートを書くことにより英作文能力の向上および論文を書く態度を養う。
学修の到達目標 1)英詩の韻律について分析できるようになる。
2)英国ルネサンス期の英詩を具体的に読解し、その特質について理解を深める。
3)具体的作品の精読を通して、英語読解力を伸ばし、思考力を深める。
4)英文レポートの作成を通して適切な英語で考えを表現できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業に取り組む姿勢・理解度:約10%
授業中の発表・ハンドアウト:約25%
期末試験および英文レポート:約65%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 受講生の能力に応じて授業計画や進度を調節することがあります。
教科書 T. Saotome & Y. Akagawa (eds.), English Renaissance Poetry (Kenkyusha)
(早乙女忠 赤川裕(編注)『ルネサンス詩選』(研究社))
参考書 関連資料を適宜配布。
オフィスアワー 水曜日3-4限(10:30-12:00)
宮地研究室
受講要件 「英米文学概論」を履修済みか履修中であること。あわせてAIIの学生(中学校英語一種免許取得希望者)は「英米文学講読演習 I 」及び「英米文学講読演習 II 」を履修済みか履修中であること。
予め履修が望ましい科目 英米文学概論
英米文学講読演習 I - II
発展科目 英米文学ゼミナール II - IV
その他 英語専攻生必修

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード ルネサンス、英詩の韻律、修辞技法、イメージ、テクスト分析
Key Word(s) Renaissance, prosody (meter and rhyme), rhetoric, imagery, text analysis
学修内容 第1回:授業の概要説明および英詩韻律法(韻律)について
第2回:英詩韻律法(押韻)について。ルネサンス期の英語について
第3回:Sir Thomas Wyatt, "And wilt thou leave me thus?", "They flee from me"
第4回:George Gascoigne, "Sing lullaby, as women do"
第5回:Sir Philip Sidney, "Loving in truth"
第6回:Sir Philip Sidney, "I never drank of Aganippe well":Sidneyの詩的技法について
第7回:Edmund Spenser, "Like as a huntsman"
第8回:Edmund Spenser, "One day I wrote my name":Spenserの詩的世界について
第9回:William Shakespeare, Sonnet No. 18
第10回:William Shakespeare, Sonnet No. 73
第11回:William Shakespeare, Sonnet No. 130:Shakespeareのソネットについて:
第12回:John Donne, "Song: Sweetest love, I do not go"
第13回:John Donne, "A Valediction: Forbidding mourning"
第14回:John Donne, "Batter my heart"
第15回:George Herbert, "Easter Wings":形而上詩について
第16回:試験(一部を英文レポートにする)

*受講生の知識や能力等に応じて、適宜授業計画や進度を調整することがあります。
*学期中に数回レポートを課すことがあります。
*いくつかのグループに分かれて共同で発表をしてもらい、その後ディスカッションを行います。
詳しくは最初の授業で説明します。
事前・事後学修の内容 1)ある程度の英語読解力が求められます。
2)受講生は必ず予習してくることが求められます。
3)授業に臨む前に数回音読練習をしてくることが必要です。
4)自分の考えを持って積極的にディスカッションに参加することが求められます。

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