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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 政治思想史
せいじしそうし
History of Political Thought
単位数 4 単位
ナンバリングコード
HU-PULA-2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 7, 8時限; 金曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 麻野雅子(人文学部法律経済学科)

ASANO, Masako

学修の目的と方法

授業の概要 授業では、古代ギリシアから近代に至る西洋政治思想史において、どのような問題をめぐって、どのような思想が展開してきたのかを説明します。
学修の目的 西洋政治思想史の基本的な知識を得ることが学習の目的です。
学修の到達目標 西洋政治思想史の基本的な知識を得ることによって、現代の政治制度や法制度の思想的背景、それらの制度の設立根拠や意義についての理解を深めることが学習の到達目標です。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
 現代社会の課題に挑戦する積極性を備える。
 自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 小テスト(5回程度)100%。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 政治思想は難解な表現で展開されている場合が多いので、授業においては、できるだけ噛み砕いて説明するよう心がけます。
教科書 教科書は指定しません。
参考書 宇野重規『西洋政治思想史』(有斐閣)、小笠原・小野・藤原著『政治思想史』(有斐閣)、佐々木・杉田・鷲見著『西洋政治思想史』(北樹出版)他適宜指示します。
オフィスアワー 金曜日12:00~13:00、場所は人文学部棟麻野研究室です。
受講要件 特にありません。
予め履修が望ましい科目 現代政治理論。
発展科目 法哲学。
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 西洋政治思想史
Key Word(s) history of Western political thoughts
学修内容 第1回:講義概要、古代ギリシアの歴史・文化とアテナイの民主政
第2回:アテナイの民主政の続きとソクラテス(B.C.470/69-B.C.399)の登場
第3回:プラトン(B.C.429-B.C.348)とアリストテレス(B.C.384-B.C.322)の政治思想
第4回:アリストテレスの政治思想のつづき、ヘレニズム時代の思想
第5回:ヘレニズム時代の政治思想のつづき、古代ローマの共和政と政治思想
第6回:古代ローマの共和政と政治思想のつづき
第7回:キリスト教の登場とアウグスティヌス(354-430)の政治思想
第8回:中世社会の成立と構造(封建制と教会制度)と12世紀ルネサンス、トマス・アクィナス(1224/5-1274)の政治思想
第9回:トマス・アクィナスの政治思想のつづき、ルネッサンスの思想
第10回:マキアヴェリ(1469-1527)の政治思想
第11回:宗教改革の動きとルター(1483-1546)とカルヴァン(1509-1564)の思想
第12回:カルヴァンの思想のつづき、宗教戦争とモナルコマキの思想
第13回:ジャン・ボダン(1529/30-1596)の主権論
第14回:ピューリタン革命(1640)とホッブズ(1588-1679)の政治思想
第15回:ロック(1632-1704)の政治思想
第16回:フランス絶対王政とモンテスキュー(1689-1755)の政治思想
第17回:スコットランド啓蒙とアダム・スミス(1723-1790)の思想
第18回:スミスの思想のつづき、ルソー(1712-1778)の政治思想
第19回:ルソーの政治思想のつづき、フランス革命の思想
第20回:バーク(1729-1797)の政治思想
第21回:ベンサム(1748-1832)の政治思想
第22回:ミル(1806-1873)の政治思想
第23回:ミルの政治思想のつづき、トクヴィル(1805-1859)の政治思想
第24回:カントの(1724-1804)の政治思想
第25回:ヘーゲル(1770-1831)の政治思想
第26回:ヘーゲルの政治思想のつづき
第27回:マルクス(1818-1883)の政治思想
第28回:ファシズムとシュミット(1887-1985)の政治思想
第29回:シュミットの政治思想のつづき
第30回:これまでのまとめ
事前・事後学修の内容 授業の進み具合に応じて適宜小テストを行いますので、受講生は、それまでの授業の復習をしたうえで、毎回出席するようにしてください。

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