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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 医学系研究科(博士課程)生命医科学専攻
受講対象学生 大学院(博士課程・博士後期課程) : 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 新生児学Ⅱ
しんせいじがくⅡ
Neonatology Ⅱ
単位数 6 単位
ナンバリングコード
medc-medc-NEON7201-002

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間 月曜日 1時限; 火曜日 1時限; 水曜日 1時限; 木曜日 1時限; 金曜日 1時限
月~金曜日、9:00~9:30及び担当症例の必要時に適宜
開講場所 国立病院機構三重中央医療センターNICU

担当教員 ○田中滋己(医学系研究科),盆野元紀(医学系研究科)

TANAKA,Shigeki BONNO,Motoki

学修の目的と方法

授業の概要 受講生の専門性を尊重し、下記学修内容の内から、年度ごとにテーマを調整する。
学修の目的 新生児学の研究者として必要な幅広い視野と思考力を身につける。
学修の到達目標 新生児学の研究に必要な理論を組み立てられる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業への参加姿勢、課題の達成度、プレゼンテーション、レポートなどを総合的に評価する。
授業の方法 講義 演習 実験 実習 実技

授業の特徴

PBL

実地体験型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 学修の進捗状況に基づき、継続的な改善を行う。
教科書 授業中に適宜指示する。
参考書 授業中に適宜指示する。
オフィスアワー 各授業担当教員により異なる。
受講要件 修士課程修了程度の基礎知識があることが望ましい。
予め履修が望ましい科目 医学・生物学の基礎知識を持っていることが望ましい。
発展科目 新生児学Ⅲ
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 生命医科学、基礎医学、臨床医学、社会医学
Key Word(s) Medical Life Science,Basic Medicine,Clinical Medicine,
Public Health and Social Medicine
学修内容 【研究内容】
新生児学分野の中でも,特に,発達免疫学,遺伝子疾患,認知・行動発達科学に力を注いだ研究を実施しています。新生児期の未熟性などは児の精神運動(行動)発達に影響を及ぼします。一方で成長過程における社会経済環境やライフイベントなどの生活環境への暴露が,児の発達や疾患発症などの転帰に作用する可能性もあります。このような将来の病態に影響を与え得る環境的交絡因子の作用も考慮に入れ,次世代に続くreproductive cycleの中で子ども達の健やかな成育を見据えた研究を進めています。主だった具体の研究内容を以下に示します。
1.早産児・成熟児における免疫学的特徴の解明(周産期合併症の病態に影響する免疫応答の解明と免疫学的成熟における関連を研究します。)
2.受胎における免疫学的制御機構の解明(アロ抗原を発現する胎盤絨毛組織の母体環境への順応機構の解明と免疫学的抑制の破綻が胎児に及ぼす病態を解明します。)
3.子供の認知・行動発達に影響を与える要因の解明(Birth cohort研究において様々な生活環境が児の発達や疾患発症などに及ぼす影響を解明します。)
【指導内容】
上記の研究内容から選択された課題につき研究指導を行います。各々の研究内容に沿い,フローサイトメトリー,免疫組織化学やレーザー共焦点顕微鏡を用いた細胞生物学的研究,蛋白や遺伝子発現の解析,医学・心理学的な発達の観察研究(コホート研究),および,モーションキャプチャーシステムを用いた行動・運動発達の定量化研究に関する指導を行います。
事前・事後学修の内容 授業中に適宜指示する。

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