シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2019 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 医学系研究科(博士課程)生命医科学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(博士課程・博士後期課程) : 3年次 |
|
選択・必修 | 選択 |
|
授業科目名 | 個別化がん免疫治療学Ⅲ | |
こべつかがんめんえきちりょうがくⅢ | ||
Personalized Cancer Immunotherapy Ⅲ | ||
単位数 | 6 単位 | |
ナンバリングコード | medc-medc-PCIM8301-003
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
|
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
通年 |
|
開講時間 |
|
|
開講場所 | ||
担当教員 | ○珠玖洋(医学系研究科),渡辺隆(医学系研究科),宮原慶裕(医学系研究科) | |
SHIKU,Hiroshi WATANABE,Takashi MIYAHARA,Yoshihiro |
授業の概要 | がん免疫治療の歴史、がん免疫治療の代表的な治療薬である免疫チェックポイント阻害剤・キメラ抗原受容体 T 細胞療法のもたらした臨床結果を把握することで、がん免疫治療のパラダイムシフトを理解する。基礎の免疫学から遺伝子操作を用いた治療への応用を知識として体得する。 |
---|---|
学修の目的 | がん治療におけるがん免疫療法の役割を理解し、副作用を含めた治療法の特性を知る。各がん免疫治療の「がん―免疫サイクル」における位置づけを理解する。各がん種特異的な治療からがん種横断的な治療の存在を知る。 |
学修の到達目標 | 手術・放射線・化学療法から第4のがん治療法と呼ばれるがん免疫療法の特性についての知識を習得する。疾患横断的な免疫を生かした治療法について考えられるようになる。獲得免疫を応用したキメラ抗原受容体 T 細胞遺伝子の構造を理解することで、遺伝子操作による免疫担当細胞への介入がどのような方法で行われているかを理解できるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | 授業への参加姿勢、課題の達成度、レポートなどを総合的に評価する。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 学修の進捗状況に基づき、継続的な改善を行う。 |
教科書 | 進歩の目まぐるしい領域につき、授業中に参考文献を紹介する。 |
参考書 | 進歩の目まぐるしい領域につき、授業中に参考文献を紹介する。 |
オフィスアワー | 各授業担当教員により異なる。 |
受講要件 | 修士課程修了程度の基礎知識があることが望ましい。 |
予め履修が望ましい科目 | 医学・生物学の基礎知識を持っていることが望ましい。 |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
---|
キーワード | がん免疫療法、免疫チェックポイント阻害剤、キメラ抗原受容体 T 細胞療法 |
---|---|
Key Word(s) | Cancer Immunotherapy, Immune Checkpoint Blockade, Chimeric Antigen Receptor (CAR) T-Cell Therapy |
学修内容 | " 講義:がん免疫療法の歴史、免疫チェックポイント阻害剤ががん治療の臨床にもたらした成果とその副作用、キメラ抗原受容体 T 細胞療法をはじめとする T 細胞療法" |
事前・事後学修の内容 | ① Chen DS & Mellman I, Immunity 2013;39:1-10 Figures 1 & 3 ②Brahmer J et al. N Engl J Med 2015; 373: 123-135 Figure 1 ③ Le DT, et al. N Engl J Med 2015; 372: 2509-2520 Figures 1B & 3A ④④ Eso Y, et al. J Gastroenterol 2020; 55: 15-26 Figures 1 & 2 ⑤ Maude SL, et al. N Engl J Med 2014; 371:1507-1517 Figure 1 |