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開講年度 | 2019 年度 | |
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開講区分 | 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・理科 | |
科目名 | 化学 | |
かがく | ||
Chemistry | ||
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 期生 |
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卒業要件の種別 | 選択必修 |
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授業科目名 | 化学講義I | |
かがくこうぎI | ||
Chemistry I | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ED-CHEM-2
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 |
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
金曜日 9, 10時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 若林成知(非常勤講師) | |
WAKABAYASHI, Shigeharu | ||
鈴鹿医療科学大学 E-mail: s-waka@suzuka-u.ac.jp Tel: 059-383-9208 (内線2204) |
授業の概要 | 近年、物質科学や生命科学分野はますます大きな注目を集めており、これらに関する知識は日常生活においても重要である。本講義ではそれらの内容を理解するために必要な有機化学の基礎を、外書講読や最新の話題を通し概説する。 |
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学修の目的 | 有機化学の基礎を学び、特に高分子有機化合物の構造、性質、反応についての知識を得る。英文読解力を磨くとともに、単なる知識の暗記ではなく論理的に思考し理解することを目的とする。 |
学修の到達目標 | 科学英語が読解できる。 糖質、タンパク質、核酸などの生体高分子の構造と性質が説明できる。 身の回りのコロイドや食品化学が説明できる。 芳香族求電子置換反応における置換基の活性化、配向性が説明できる。 天然物や人工有機化合物などの合成と人類社会との関わりが説明できる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 2/3以上の出席を前提とし、定期試験、レポート、授業中の取り組みなどで総合的に評価する。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 英文講読という学生参加型の授業であり、日常生活とも密接に結びついた内容で興味深く、また分かりやすいとの評価を頂いている。英語力は卒論作成においても必要と指摘する学生もいる。一方で、内容が全般に難しいと感じている学生もおり、内容を精査しながら進めたい。 |
教科書 | 「新しい基礎有機化学」 合原眞、他 著(三共出版) および 配付プリント |
参考書 | 「ボルハルト・ショアー現代有機化学〈上〉」 野依良治、他 監訳 (化学同人) 「マクマリー生物有機化学 有機化学編」 菅原二三男 監訳 (丸善) 「栄養科学シリーズ NEXT 基礎有機化学」 高橋吉孝、他 編 (講談社サイエンティフィク) |
オフィスアワー | 授業前後、またはメールでの応答が可能な内容であれば、随時 s-waka@suzuka-u.ac.jp まで。 世話役:教育学部 市川俊輔 講師 |
受講要件 | 基礎化学A、Bを履修済みであること。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 化学実験 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 糖、アミノ酸、タンパク質、脂質、核酸、食品、コロイド、ビタミン、有機合成、天然物 |
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Key Word(s) | sugar, amino acid, protein, lipid, nucleic acid, food, colloide, vitamin, organic synthesis, natural product |
学修内容 | 第1回 有機化合物の分類 第2回 糖質に関わる英文講読Ⅰ 第3回 糖質に関わる英文講読Ⅱ 第4回 糖質に関わる英文講読Ⅲ 第5回 糖質に関わる英文講読Ⅳ 第6回 アミノ酸、タンパク質に関わる英文講読Ⅰ 第7回 アミノ酸、タンパク質に関わる英文講読Ⅱ 第8回 アミノ酸、タンパク質に関わる英文講読Ⅲ 第9回 核酸に関わる英文講読Ⅰ 第10回 核酸に関わる英文講読Ⅱ 第11回 食品科学 - 浸透圧、抗酸化物質、ビタミン 第12回 食品科学 - 脂質、コロイド 第13回 有機合成Ⅰ-芳香族求電子置換反応 第14回 有機合成Ⅱ- 不斉合成、クロスカップリング反応 第15回 有機合成Ⅲ- 天然物、人工有機化合物 第16回 定期試験 |
事前・事後学修の内容 | 毎回の講義内容を復習し、分からない個所は参考書等で調べ、それでも分からなければ質問し解決すること。また各章末問題は、学習後、各自で解き理解度の向上に努めるように。随時、レポートを課すので、積極的に取り組んでほしい。 |