三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 工学部電気電子工学科/総合工学科電気電子工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次
電気電子工学科
選択・必修 選択
授業科目名 電気電子工学入門実験
でんきでんしこうがくにゅうもんじっけん
Elementary Electrical and Electronic Engineering Laboratory
単位数 1 単位
ナンバリングコード
EN-ELEC-1

ナンバリングコード一覧表はこちら

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 2, 3, 4時限
開講場所 工学実験棟,総合研究棟I

担当教員 山村直紀
藤原裕司

YAMAMURA Naoki
FUJIWARA Yuji

学修の目的と方法

授業の概要 この授業は,電子電子工学コースで学び,研究するための導入として実施される.
授業の前半1-4回では全体のガイダンス後,各研究室を見学することで,電気電子工学コースで行われている研究の一端を知ることができる.
授業の後半はモノづくりの基礎を体験してもらうために,LEGO MINDSTORMSを利用したロボット製作を行う.
ロボット製作にあたっては,まず各種センサーやモータなどの基本原理を理解し,その制御のためのプログラミングを学ぶ.
また,課題が設定されるので,チームで協力してロボットを製作し,競技会に参加する.
学修の目的 電気電子工学に対する動機付け.
電気電子工学コースで行われている研究の一部を知る.
グループワークによるコミュニケーション能力の向上.
問題発見能力,問題解決能力の向上.
学修の到達目標 電気電子工学コースで行われている研究に興味が持てるようになる.
グループで,ロボット製作を実施することで,コミュニケーション能力や問題発見能力,問題解決能力が向上する.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
学習・教育目標との関連(達成度点検シートの重み):
基礎知識と専門知識(0.1),デザイン能力・ものづくり能力(0.3),コミニケーション能力(0.2),自主的継続的学習能力(0.2),制約下での仕事の推進・統括(0.2)
 多面的な思考能力と素養:日本や世界各国の種々の時代や地域には、多様な考え方が存在していることを学び、様々な立場から互いの意見を尊重して相互に理解できる。【認知的領域】
 技術者倫理:電気電子工学の基礎知識を身につけ、科学技術が社会や自然環境に及ぼす影響を理解し、責任ある技術者として行動できる。【情意的領域】
○基礎知識と専門知識:数学、自然科学、情報技術、並びに電気電子工学に関する基礎及び専門知識を修得し、それらの知識を応用できる。【認知的領域】
○デザイン能力・ものづくり能力:電気電子工学の基礎と専門知識を基にして、関連した情報の収集を図り、課題を解決する手法を提案でき、それに基づいて「ものづくり」を行える。【技能表現領域】
○コミュニケーション能力:実験した内容や考察した内容、調査した内容を図、表等を利用して文書により表現し、他人に説明できる能力、討論を行える。専門とする分野の英語で書かれた文献について理解し、説明できる。【技能表現領域】
○自主的継続的学習能力:電気電子工学に関連する種々の分野に関心を持ち、未知な分野が広がっていることを感じて、自主的、継続的な学習が必要であることを認識できる。【情意的領域】
○制約下での仕事の推進・統括:電気電子工学分野の基礎に関する与えられた課題または自ら設定した課題について、計画的に物事を進め、期限までにまとめて報告書を提出できる。【認知的領域】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

この授業を受講し,グループで議論・作業をすることで,現象を論理的に考え,問題を発見し,解決方法を考案する体験をしてください.

成績評価方法と基準 全出席が原則です.
研究室見学でのレポート30%.製作途中でのレポート+ロボット競技会での成績70%(計100%)で評価します.
合計60%以上で合格.
授業の方法 講義 実験

授業の特徴

PBL

プロジェクト型PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 特に指定しない
参考書 実践ロボットプログラミング(近代科学社)
オフィスアワー 特に指定しませんので,必要な場合は事前にアポイントメントを取って下さい.
受講要件 高校の電気・磁気はよく復習しておくこと.
予め履修が望ましい科目
発展科目 電気電子計測、電気電子計測実験
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 研究室見学,ロボット制御,競技会
Key Word(s) Laboratory tour, Robot control, Competition
学修内容 第1回 ガイダンスと研究室見学
第2回 研究室見学2
第3回 研究室見学3
第4回 研究室見学4
第5回 ロボット製作,競技会のガイダンス
第6回 チュートリアル(準備とモータ制御)
第7回 チュートリアル(タッチセンサ,超音波センサ,ジャイロセンサ,カラーセンサ)
第8回 チュートリアルロボットの作製と制御
第9回 オリジナルロボットの製作(アイデア交換と製作,動作確認)
第10回 オリジナルロボットの製作(問題点の発見と複数の改善案の提出,意見交換,修正)
第11回 オリジナルロボットの製作(改定版ロボットの動作確認と検討)
第12回 オリジナルロボットの製作(競技会用ロボットの最終形確認)
第13回 オリジナルロボットの製作(ロボットの最終調整)
第14回 ロボット競技会 予選
第15回 ロボット競技会 決勝

各回のロボット製作の内容はあくまで一般的な指標ですので,
それぞれのチームのペースで実施してください.
事前・事後学修の内容 研究室見学では.事前に見学する研究室のホームページなど確認してください.
ロボット製作は授業時間外でもチームメイトと意見交換をしてください.

Copyright (c) Mie University