三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・国際・地域資源学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択必修
地域開発学プログラム指定科目
社会調査演習を履修する場合は、本授業も必ず履修してください
授業科目名 食料・資源経済学II
しょくりょう・しげんけいざいがく2
Food and Resource Economics II
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BO-AGRI-2

ナンバリングコード一覧表はこちら

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 中島 亨(生物資源学部)

NAKAJIMA, Toru

学修の目的と方法

授業の概要 本授業は、食料・資源経済学Iで学習したミクロ経済学の基礎を踏まえ、農業経済学分野の実証分析や、学術分野横断的な分析において有用な、統計分析手法やコンピュータ・スキルについて、実践的に学修する。本授業で学修した内容は、国際・地域資源学教育コース選択必修科目である「社会調査演習」における分析や、卒業論文研究で活用されることを想定している。
学修の目的 ・農業経済分析や学術分野横断的な分析で有用な、統計分析手法を理解する
・農業経済分析や学術分野横断的な分析で有用な、コンピュータ・スキルを身につける
・学修した統計分析手法や、身につけたコンピュータ・スキルを実際に使用し、自らの研究に応用することができるようになる
学修の到達目標 ・統計分析ソフトウェア「R」を使用して、統計分析ができるようになる
・地理情報システム(GIS)に関するソフトウェアを使用して、地理情報を活用できるようになる
・消費者選択実験に関する統計分析手法を学び、実際にデータを用いて分析できるようになる
・観測データを用いた因果効果分析の手法を学び、実際にデータを用いて分析できるようになる
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 出席20%、授業態度30%、課題提出50%、計100%
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書
参考書 永吉希久子著・照井伸彦・小谷元子・赤間陽二・花輪公雄編『行動科学の統計学:社会調査のデータ分析』クロスセクショナル統計シリーズ5巻, 共立出版, 2016年.
西内啓著『統計学が最強の学問である[実践編]』ダイヤモンド社, 2014年.
オフィスアワー 事前にメールで連絡してください。
研究室:467室
受講要件 初回を含め、毎回必ずPCを持参すること
予め履修が望ましい科目 食料・資源経済学I、国際・地域資源学チュートリアル
発展科目 社会調査演習
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)

授業計画

MoodleのコースURL https://portal.mie-u.ac.jp/moodle3/course/view.php?id=595
キーワード 農業経済学、統計学、R、地理情報システム(GIS)、消費者選択実験、因果効果分析
Key Word(s) Agricultural economics, statistics, R, geographic information system (GIS), consumer choice experiment, causal effect analysis
学修内容 1. 授業案内、Rのインストールと基本操作
2. Rによるデータ処理
3. Rによる記述統計分析とグラフ作成
4. Rによる統計的検定(1):相関係数の検定、独立性のカイ二乗検定
5. Rによる統計的検定(2):t検定、分散分析
6. Rによる分散分析(発展)
7. Rによる回帰分析(1)
8. Rによる回帰分析(2)
9. GIS分析(1)
10. GIS分析(2)
11. 消費者選択実験の方法と分析(1)
12. 消費者選択実験の方法と分析(2)
13. 消費者選択実験の方法と分析(3)
14. 観測データを用いた因果効果分析(1)
15. 観測データを用いた因果効果分析(2)
事前・事後学修の内容 与えられた課題に取り組み、間違えた問題は必ず正解を導けるようにしておくこと。
Rを使った演習をすることができる上記参考書『行動科学の統計学』や、統計学用語をわかりやすく説明した上記参考書『統計学が最強の学問である[実践編]』を各自で活用し、授業内容の理解を深めること。

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